とん税(とんぜい)とは、外国の貿易船が日本の港に入港した際に、貨物を積める容積を示す「純トン数」に応じて、原則として貿易船の船長に課す税金のことである。港湾施設を管理する市町村の財源となる「特別とん税」と合わせて徴収される。貿易量の拡大に伴い、2019年前後の税収は特別とん税との合計で年間計およそ220億円で推移している。なお、税率は1964年に2倍に引き上げられて以来、変更はされていない。