つむじ風(旋風、飄、飆、つむじかぜ)とは、竜巻に似た小さな渦である[1]。
建物に風が当たった際に建物の両側を回り込んだ風が建物の後方でぶつかるところ、建物の後方で風が淀むところと建物の影にならないところの境目などに直径1メートル、高さ数メートル程度の短い寿命の渦が出来、落ち葉や砂埃を巻き上げることがあるが、このような渦を気象学的につむじ風という[1]。
しかし、気象の専門家以外では様々な種類の小規模で強い渦の事を誤ってつむじ風と呼んでいることが多い。つむじ風と混同されやすい渦として、塵旋風、蒸気旋風、火災旋風などがある[1]。
- ↑ a b c 『風の事典』丸善出版、2011年、86頁
参考文献[編集]