すがる神社
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すがる神社(すがるじんじゃ)とは、奈良県橿原市飯高町に存在する神社である。
概要[編集]
橿原市の北西端近い飯高町にある神社で、瑞花院の東側にある。祭神は小子部すがる(ちいさこべすがる)。伝説では、すがるは雄略天皇時代の人で、ある時に天皇が養蚕奨励のために良質な蚕(こ)を集めてくるように命令した際、すがるは勘違いして自らが良いと認めた「児」(こ)を集めてきたという。しかし、天皇はすがるの勘違いを咎めずにむしろ大喜びし、すがるに小子部の姓を与えて、意富の里で幼児の養育に当たらせたという。
この由緒から、この神社は現在「育児の神様」として人々から崇敬されている。またこの由緒から小子部神社(ちいさこべじんじゃ)、子部神社(こべじんじゃ)と言われている。