お笑い第7世代
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お笑い第7世代(おわらいだいななせだい)は、主に2010年以降にデビューし、平成末期から令和改元期にかけて、人気になったお笑い芸人を分類するカテゴリー(括り)。お笑い第七世代の表記も見られ、単に第7世代、第七などとも称される。
概要[編集]
霜降り明星せいやの2018年のラジオ番組での発言によってこの括りが形成されたとされる。せいやは当初、ニューヨークをリーダーに指名していたが、年齢・芸歴的には、第七ではないという意見が多い。翌年、M-1グランプリ2019でミルクボーイが優勝した際、せいやは「第七は終わりました」と語っていた。
定義[編集]
どこからが、どこまでかという定義がはっきりしていない。ここでは、代表的な例として、次の2つを挙げる。
これらの大きなお笑いブームはおおよそ8年ごとに来る説があり、この考えで行くと、2014年ごろにブレークした芸人が第7世代と考えられる。なお、考案者であるせいやは、「響きがいい」という理由で7にしたと語っていた。
代表例[編集]
霜降り明星、EXIT、ミキ、四千頭身、カミナリ、3時のヒロイン、フワちゃん、ぺこぱ[注 3]、ぼる塾など。
その他[編集]
- 「第7世代」定着を受け、サンドウィッチマンなどを第5世代、鳥居みゆきなどを第6世代と位置づける評論も出ている[1]。
- ナイティナイン、ロンドンブーツ1号2号など、平成初期にブレイクしたお笑い芸人は、従前から「お笑い第4世代」、とんねるず、ダウンタウンなど昭和末期にブレイクしたお笑い芸人は、従前から「お笑い第3世代」と言われ、その流れで漫才ブーム牽引芸人は「お笑い第2世代」と呼ばれた。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ この年にもかなり揺れがある。
- ↑ この定義では、芸歴などが考慮されておらず、考えようによっては、トレンディエンジェル(2015年のM-1グランプリ王者)も含まれてしまう。また、2020年にブレークを果たしたぺこぱ、ぼる塾なども含まれないことになる。
- ↑ 芸歴・年齢的に第七世代かどうかは微妙である。ブレーク時期のみの考慮なら、第七の定義に従っていると言える。