おはなしのくに

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おはなしのくには、NHK Eテレで放送されている、文学作品や民話を子供向けに伝える番組である。

概要[編集]

1990年より始まった。派生番組[1]を含めると、扱うジャンルは日本の昔話や民話や古典文学、アンデルセン童話イソップ物語など多岐にわたる。学校放送の枠で放送されており、教科は国語に当てはまる。

1人の語り手が10分間 (2013年度から。それ以前は15分間) かけて一人芝居を行うのがメインだが、出演者が歌手である場合はその出演者が歌うシーンが入る場合がある[2]。また落語家の場合はもちろん落語形式で披露するのが定番[3]

例外もあり、例えば百人一首の回では、登場口のすだれが開くと選者の藤原定家役の川平慈英が現れると同時に、登場口の両サイドから炭ガスが噴射され、川平は入るとすぐに「藤原定家プレゼンツ、古今東西和歌ベスト100!そうなんです!百人一首ー!」と高らかに作品名を紹介した。作品の内容についても川平が視聴者に対して説明する方式で進められた。

前述の通り、出演者はタレントから人気俳優、お笑い芸人に落語家などと多岐にわたる。これまでにどのような芸能人が出演したのかについてはカテゴリ:おはなしのくに出演者を参照。

スペシャル[編集]

2020年、番組開始から30年を迎えるにあたり30分に拡大した特別編が放送された。この特別編は「幸せとは?」をテーマに放送され、まず古川雄大による『幸福の王子』を放送した後、テーマに関連したVTRを流し、その後安藤サクラによる『賢者のおくりもの』を放送した。2本のおはなしの尺は通常通り10分だった。特別編をご覧になりたい方はこちらから。

脚注[編集]

  1. 『おはなしのくにクラシック』や『おはなしのくに100冊』など。
  2. 例えば『人魚姫』の回に出演した大原櫻子など。
  3. 例えば『かえるのえんそく』の回に出演した林家たい平など。ただしこの回では冒頭たい平がリュックサックを背負ってスタジオに入るシーンから始まり、そこから台に上がり座布団に正座してから話の本編が落語形式でスタートした。