いがらしみきお

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いがらしみきお(1955年1月13日‐)は、宮城県出身の漫画家

概要[編集]

デビューは、とある雑誌に「あんたの雑誌には興味はないが、自分の作品は採用されると思うから送る」という挑戦的な態度で投稿して掲載されたとの伝説がある。が、真実かどうかは不明。

不条理を主体とした4コマ漫画がひそかな人気を呼ぶ。

一年間、ホラー劇画を描く目的で休筆する。その間、『まんがライフ』で『いがらしみきおの三喜亭4コマ大喜利』を連載し、活動は読者から送られてきた4コマ漫画の評価にとどめる。このコーナーからはいまぜき伸がプロデビューした。なお、この間作者はラジコンで遊んでいて近所の人から注意されたという。この頃「がんばらないでがんばる」という名言を残している。

休筆はすれどホラー劇画『グール』は完成しなかった。執筆を再開し『BUGがでる』と『ぼのぼの』を始める。この中でラッコの子供を主人公にした動物漫画『ぼのぼの』が空前のヒットとなる。

特徴[編集]

  • 罵倒語である「ばかやろ」に濁点を加え「様」をつけることで特殊な効果を編み出している。
  • 東北を「トーホグ」と言い換えることで東北弁のそれらしさを強めている。
  • 意味不明な言葉『どますだら、かましへろへろ、すけべもり』だけで4コマ漫画を成立させるシュールな手法。
  • キャラクターの造形がぶっとんでいてホームレス風労務者なてーじろーさんや、頭が割れて脳みそがずり落ちるのをスッポンで押さえている人物が出てくる。
  • さらに作者の自画像がフランケンシュタイン風の大男である。
  • むーん坊やという不気味な洟垂れ小僧が出てくる。大人バージョンもあり、どちらも何も考えていない。
  • 笑い顔の眼の描写の一番上の線にまつ毛を描くことで「泣き笑い」の表情を的確に表している。
  • 「そんな事とはつゆ知らず」のリード文による無意味な回想シーンが始まる。
  • 落ちが決まった時の漫画の登場人物の「コケ」が他の漫画家と比べても人体構造を加味した複雑な「コケ」になっている。

作品[編集]

  • 『根暗トピア』
  • 『さばおり劇場』
  • 『タメノリ』
  • 『ぼのぼの』

弟子[編集]