S式写真

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S式写真(えすしきしゃしん)とは、鉄道写真の種類の一つで撮り鉄の中で発生した用語である。 一般人含め誰でもスマホさえあれば撮れるようなホームで停車している車両の顔ばかりが写っている写真のことを指す。

概要[編集]

2015年ごろに、「障害式面縦」としてこの言葉が使われ始めたが、そのまま使うことは差別的な意味そのようなことを平然というのが撮り鉄界隈であるであり流石にまずいということで2018年ごろからオブラートに包む感じで障害の部分をSと略して呼ぶことになった。

S式写真の例。この場合は面横(後述)。

作例は右のようなものである。停車している車両を顔メインで撮っているもので地下構図バルブスナップなどを除く写真は大体それにあたる。

縦撮り写真は「S式面縦」、横撮り写真は「S式面横」と呼ばれる。日常的にS式写真のみを撮影している人を指して「S式」や「S式鉄」とよぶことがあり地雷鉄として見られることもある。むしろ地雷鉄だからそのように呼ばれるのかもしれない。

傾向としてはS式写真を撮っているだけであれば特に卑下されることはないが、高価な機材を使っていたり、調子に乗っているような人が卑下されることが多くなる。 S式写真ばかり撮っている人の機材が、一眼レフ>コンデジ>スマホの順で高価になればなるほど卑下されやすくなる。

バスにおけるS式写真[編集]

バス界隈内においても、使用されることは少ないがS式写真という概念は存在する。バスの撮影は交差点や車庫の敷地外など離れた場所から前側面を撮影する「形式写真」が多いが、いわゆるS式は主にバス停に停車しているバスを歩道から面を大きくして撮影することを意味する。鉄道同様、いわゆる地雷と呼ばれるユーザーに多い。

関連項目[編集]