RIO UMEZAWA

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RIO UMEZAWA(リオ ウメザワ、1974年(昭和49年)5月5日- )は日本の現代アート作家。三重県出身。3歳より絵画教室に通い、中学卒業後に単身渡米、アメリカでアートを学ぶ。

1995年日本に帰国した後、DJとなり、関西を中心に人気を博すが、2014年40歳を機に上京、画家として新たなスタートを切る。オリジナルの模様を0.03 - 0.05mmのペンで描きこんた細密画「MINIATURE」シリーズを始め、独特の色使いが美しいアクリル作品、重厚な「闇」と荘厳な「光」が降りなす抽象画など、美しい線で独特の世界を描き出す。

略歴[編集]

1974年 三重県生まれ

1977年 絵画好きの父親の影響を受け、3 歳から地元の作家大浦峰郎氏のもとで水彩画や工作を学ぶ。

1983年それまでピカソやダリなどシュルレアリスムの画家が好きだったRIOであったが

は、小学3年生の時、大浦氏に見せられたANDY WARHOLをはじめポップアートの作家たちの作品集に衝撃を受け、アメリカへ行ってアートを学びたいという想いが芽生え始める。

1985年 小学5年生から油絵を始め、芸術への探究心がさらに増していく。

1988年 中学2年生の夏休みにアメリカアリゾナ州でのサマースクールを経験。

1989年 中学卒業後、アートを勉強するために単身渡米。

アメリカ・カリフォルニアのハイスクール Monte Vista Christian School に入学。

1990年 マサチューセッツ州のアートハイスクール The Cambridge school of Weston へ編入し、デッサン・油絵・アクリル画・シルクスクリーン・エッチング彫刻を学ぶ。

またダンス、音楽、詩、ミュージカルのクラスも受講し、様々なアートに触れる。

1992年 カリフォルニア、サンフランシスコの The Academy of Art college へ入学し、FINE ART を専攻。この時期にファッションについても学ぶ。

1994年 視野を広げる為、オーストラリアへ渡り、1 年間ワーキングホリデーを経験。

1995年 日本に帰国。アルバイトを転々とし、関西で輸入商社の営業として仕事をするかたわら、展覧会を開催。少しづつデザインの仕事も始める。

1998年 趣味で友人たちと組んでいたバンドで、ライブハウスで歌っていた所、吉本興業が運営していたコミュニティーラジオ「YES-fm」のプロデューサーに「歌は全然イケてないけど、歌と歌の間のMCが最高におもろいし、声がいい!」とスカウトされ、小さい頃から好きだった音楽好きも高じてラジオ DJ としてデビューする。

1999年〜2000年 大阪のFM802でミュージシャンの番組アシスタントを経た後、FM大阪の番組にレギュラーとして出演。

その後、名古屋のZIP-FMのオーディションで優勝し、レギュラー番組を獲得。

全国ネットの番組やイベントの司会、ナレーション、テレビ番組の出演など幅広く活躍する。

タレントとして多忙を極める反面、画家として筆を持つ余裕が無くなっていく事に葛藤を抱くようになる。

その頃、練習がわりにマジックで描いた作品がきっかけとなりモノクロのペン作品「GRID」シリーズが産まれる。

2013年「GRID」シリーズで大阪と東京の展覧会を開催。

その後、「GRID」シリーズの線が少しずつ細くなり、細密になっていく中で、小さい頃から手が動くままに無心で描いていた細胞や微生物のような模様を加えた細密画「MINIATURE」シリーズが産まれる。

この頃から植物と人間が混ざり合ったような作風も出来上がっていく。

2014年 大阪を拠点にFM大阪、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJとして自身の番組を多数かかえ、MC、司会、CM・番組ナレーターとして順調に活動してきたが、幼い頃から心にあった画家として生きる夢を叶える為、全てを手放し東京へ上京。

2017年 少年院や少女少年院などでアートワークショップをスタート

2018年 クエスト総合研究所認定 アートセラピー・メンタルケア・アドバイザー認定書取得

2019年 抽象画シリーズを発表

2020年 エッチング作品を初公開

現在は個展の開催や国内外のアートフェアへの出展など、画家として精力的に活動を行っている。

代表作[編集]

抽象画(Abstract)[編集]

  • 「Time」:Acrylic on canvas 1,167×803mm(P50)

アクリル作品(ACRYLICS)[編集]

  • 「Origin of life and cells」:Acrylic on canvas F80(1455×1120mm)

細密画(MINIATURE)~[編集]

  • 「Morning glory」:Fine pointed marker on paper 297x420mm
  • 「Two faces」:Fine pointed marker on paper 297x420mm

木箱(Three dimensions)~[編集]

  • 「Bird of Paradise」:Mixed media on woodbox W140×H400×D100mm
  • 「Pansy」:Mixed media on woodbox W140×H400×D100mm

個展[編集]

  • 2010年6月11日~6月30日「RIO juen delicafe 展」@大阪・北区 juen delicafe
  • 2011年1月8日~1月31日「BEATRIO~sound Design 中塚武~」@@大阪・南船場 浜崎健立現代美術館
  • 2013年11月18日~11月30日「Biodiversity 美しき生物たち」@東京・下北沢 SMART SHIP GALLERY
  • 2015年5月25日~6月13日「Mysticism」@大阪・難波 GALLERY DE ROOM 702
  • 2015年9月12日~10月31日「Naturalism」@@三重・鳥羽 CAFE MUSEA
  • 2016年8月5日~19日「RIO UMEZAWA meets AQUAVIT Lounge」@東京・外苑前 スカンジナヴィアンレストランAQUAVITラウンジスペース
  • 2017年5月11日~6月4日「現実と創造」@名古屋 JILL D’ ART GALLERY
  • 2017年8月7日~8月20日「materialism or non-materialism? 物質主義 or 非物質主義?」@東京・下北沢 Smart Ship Gallery
  • 2017年11月3日~11月6日「Pamojah x RIO UMEZAWA Art &Music Festival」@大阪・心斎橋 フェアトレードショップPamojah サロンスペース
  • 2018年10月12日~11月13日「RIO UMEZAWA企画展」@東京・渋谷 ワインバー ローディ
  • 2019年8月5日~8月31日「RIO UMEZAWA オープニング作品展示」@神奈川・藤沢 しまたけハム
  • 2019年9月17日~9月28日「Time回顧展-7年前からと今」@東京・銀座 ART FOR THOUGHT
  • 2020年7月15日~7月21日「~明(ミョウ)~」@三重・津 松菱百貨店

グループ展[編集]

  • 2000年10月1日~10月31日「RIO×木村まさよ 二人展 Drops」@大阪・アメリカ村 café RODEO
  • 2010年2月10日~2月15日「HORIPRO ART in Osaka RIO 晃凰、滝口ミラ ありえない3人展」@@大阪・中崎町 イロリ村
  • 2013年6月13日~6月25日「RIO×木村まさよ 白黒シンドローム」@大阪・北堀江 ART HOUSE
  • 2014年6月~8月「ART PICNIC おっぱい展」@東京・千駄ヶ谷 ディクショナリー倶楽部
  • 2015年11月24日~29日「音楽を愛するアーティストグループ展~MUSIC ART SHOW~」@東京・恵比寿 Galerie Malle
  • 2016年3月11日~21日「Dear Humans」@東京・渋谷 Social Tokyo Gallery
  • 2016年4月15日~5月8日「2人展ーCharmingーYU UCHIDA×RIO UMEZAWA」@名古屋 ジルダールギャラリー
  • 2016年11月28日~2017年4月8日「TRIBUTE★TRIBUTE展(今は亡き偉大なミュージシャンへ)」@東京・白金 Coolie’s Creek
  • 2018年10月19日~28日「片山みやび・RIO UMEZAWA 2人展~色も香も(いろもかも)~」@兵庫県・夙川 World Times
  • 2018年12月14日~23日「片山みやび・RIO UMEZAWA 2人展~色も香も(いろもかも)~」@東京・下北沢 Smart Ship Gallery
  • 2019年4月15日~20日「Lumières du Printemps」@フランス・パリ Galerie Mona Lisa
  • 2020年8月11日~8月20日「The Woman Power〜女子力展〜」@東京・銀座 石川画廊

アートフェア[編集]

  • 2014年10月8日~11日「インターナショナルアートフェスティバルファイナリスト展覧会」@アメリカ・NY ハイラインアートギャラリー
  • 2015年2月3日~8日「細密展2015」@東京・四谷 The Art complex Center of Tokyo
  • 2015年7月3日~5日「ART OSAKA2015」@大阪 ホテルグランヴィア大阪
  • 2015年11月19日~22日「BANK ART FAIR2015」@シンガポール ホテルパンパシフィックシンガポール
  • 2016年2月26日~28日「Infinity Japan Contemporary Art Show2016」@台湾 Miramar Garden Taipei
  • 2016年5月19日~23日「ART BUSAN 2016」@韓国 BEXCO EXHIBITION CENTER 1
  • 2016年9月15日~18日「Asia Contemporary Art Show 2016 Fall」@香港 Hotel Conrad Hong Kong
  • 2016年12月22日~26日「Seoul Art Show 2016」@韓国 COEX Convention & Exhibition Center
  • 2017年9月29日~10月1日「KOBE ART FAIR2017」@兵庫・神戸 神戸メリケンパークオリエンタルホテル
  • 2018年2月23日~2月25日「Infinity Japan Contemporary Art Show 2018」@台湾 Hotel Royal Nikko Taipei
  • 2018年9月28日~9月30日「KOBE ART FAIR2018」@兵庫・神戸 神戸メリケンパークオリエンタルホテル
  • 2019年7月26日~7月28日「Infinity Japan Contemporary Art Show 2019」@台湾 Hotel Royal Nikko Taipei

ワークショップ[編集]

  • 2017年3月「クレヨンの引っ搔き絵アートワークショップ」@横浜 カフェコンレマーニ
  • 2017年6月「クレヨンの引っ搔き絵アートワークショップ」@東京 三省堂書店いちのいち
  • 2017年11月「クレヨンの引っ搔き絵アートワークショップ」@大阪 フェアトレードショップPamojah
  • 2017年12月「クレヨンの引っ搔き絵アートワークショップ」@東京 愛好女子学園(女子少年院)

プロダクト[編集]

  • 2014年3月三省堂書店コラボグッズ:ブックカバー・トートバック
  • 2014年「dmg」デビュー・アルバム『DUSTY MELLOW GOLD』のジャケットデザイン
  • 2014年 paris matchのグッズのデザインを担当:トートバッグ・Tシャツ・エプロン・ミニミラー
  • 2015年シンガーソングライター金 祐龍(キム・ウリョン)ニューアルバムのジャケットデザイン
  • 2016年ピアニストであり作編曲家でもあるjazztronik野崎良太さんの楽譜の表紙デザイン
  • 2015年三省堂書店コラボグッズ第2弾「feel World~feel Japan~feel Tokyo」クリエイターによる『感じるTOKYO』プロジェクト
  • 布製ブックカバー・マグカップ(パプルポピー)・トートバック(猫本)・トートバック(虫本)・2B鉛筆(RIO柄)
  • 2017年ドイツワインのラベルにデザインが採用。
  • イギリスのワイン評論家に絶賛され「ゴー・ミヨ」誌にも掲載された高品質なワイン。
  • 2018年魚沼産コシヒカリ米袋

外部リンク[編集]