Mizkan
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株式会社Mizkan(ミツカン)は、酢を中心とする調味料や納豆を製造販売する食品メーカー。愛知県半田市に本社がある。株式会社Mizkan Holdings(非上場)傘下の大手食品メーカー(事業子会社)である。法人登記名は株式会社Mizkan。略称は「ミツカン」。
歴史[編集]
1804年(文化元年)、半田の酒屋である初代中野又左衛門は、友人の間瀬利兵衛と共に江戸を訪れて“寿し”に出会い、寿司酢を米酢から酒粕原料の粕酢にすることを思いついた。粕酢は消費量より多く出る酒粕を用い米酢より安価に製造できるため、江戸庶民に寿司が普及した[1]。
1998年、事業再編で中核会社の「中埜酢店」をミツカングループに改めた。なお「中埜酢店」はグループの資産管理会社の社名となっている。
当主[編集]
初代・中野又左衛門以来、当主は中野又左衛門の名跡を受け継いでいる。明治時代の4代目から中野が中埜となり、7代目からは又左衛門が又左エ門となった。現在は8代目当主の中埜又左エ門(株式会社Mizkan Holdings 代表取締役会長)である[2]。
企業[編集]
- 社名:株式会社Mizkan
- 代表者:吉永智征(代表取締役社長兼CEO)[3][4]
- 本社所在地:愛知県半田市中村町二丁目6番地
- 売上高(グループ):2,446億円
- 社員数(グループ):約3,800名
- 国内拠点:本社、東京ヘッドオフィス、8支店、2サテライト、7営業所、3事務所、8工場
- 海外拠点:6拠点、19工場
その他[編集]
清酒「国盛」の中埜酒造は起源を同じくする同族であるが、資本的には中埜酒造から独立している。
脚注[編集]
- ↑ ミツカングループの歴史 Mizkan
- ↑ 中埜又左エ門和英 関西学院大学
- ↑ Mizkan、新社長兼CEOに吉永智征氏日本食糧新聞、2017年11月3日
- ↑ ミツカン社長に吉永氏日本経済新聞、2017年11月1日