MediaWikiのレンタルサーバー

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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MediaWikiのレンタルサーバー(メディアウィキ-)は、フリーソフトウェアであるMediaWikiを専用としているレンタルサーバーである。

概要[編集]

MediaWikiとは、ウィキペディア専用に開発されたソフトウェアである。MediaWikiはフリーソフトウェアとしても知られ、誰もが利用できるソフトウェアである。そのため、MediaWikiを利用するサイトが多く、アンサイクロペディアChakuwikiがその一例である。

また、上記のサイトのようにドメイン購入の費用や、サーバー代(レンタルサーバー代など)の懸念によりMirahezeマイサイト ユーザーズ 2.0などの無料レンタルサーバーの需要が増えている。本項ではMediaWikiを利用したレンタルサーバーを記述する。

Miraheze[編集]

Mirahezeのロゴ

詳細は「Miraheze」を参照

メリット[編集]

メリットは以下のようなものが挙げられる。

無料
  • ドメイン、サーバー代で金額がかかるが、全て寄付金で賄っている。だが、MediaWikiでのレンタルサーバーとして無料というのはあまり珍しくない。
Wikiの設定
  • MirahezeでのWikiは、全てManageWikiというシステムで管理されており、サイト名の変更や、名前空間の管理、利用者権限、拡張機能の追加など色々な設定ができる。初心者でも感覚的な操作で管理できるので、使いやすい。しかし、一部ローカルでは、設定できない拡張機能がある。

デメリット[編集]

反対にデメリットも存在する。

サーバー
少しサーバーが重い。
ウィキ作成
ウィキ作成は申請制となっている。ただし、書く内容が明確になっていればほとんど承認されるので、これは特に気にすることはない。

マイサイト ユーザーズ 2.0[編集]

マイサイト ユーザーズ 2.0のロゴ

詳細は「マイサイト ユーザーズ 2.0」を参照

実質的にはWikiのホスティングサービスと化しているが、運営者はあまりこの状況を良く思っていないようで、「MediaWikiのホスティングサービスではなく、技術的デモンストレーションを目的としたサービス」であることを明確にしている。望ましい利用の形では無いことに留意する必要がある。

メリット[編集]

ウィキ作成
ウィキ作成は非常に簡単で、「〇〇.myht.org」と入力するだけでサイトを構築できる。Mirahezeとは違い、拡張機能の追加などは内部ファイルを直接編集する形となっている。
自由
Mirahezeのように安全を守るためのルールがないため、比較的自由。ただし、自由は時に凶と出ることがあるので注意。また、拡張機能を自由に追加可能。チェックユーザーや秘匿者の権限もローカルで使用可能だが、これがためにユーザーを呼び込むのに失敗する例もある[1]

デメリット[編集]

サーバー
最近は重くなったりしている: 動作は軽く非常に使いやすいが、スパム攻撃の餌食となっていたり、サーバーが弱いために、高頻度でサーバーダウンが発生している。スパム攻撃は鯖落ちの大きな原因であり、数々のサイトが閉鎖されている。
安全性
拡張機能の互換性の問題で突然アクセス不能になったり、データを誤削除してしまうなどの問題がある。植物百科事典 wikiはこれが原因でデータが全て消えてしまった。

脚注[編集]

  1. よく知らないユーザーがチェックユーザーと務めるウィキには参加しづらい

関連項目[編集]