コルト・M1911
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コルト・M1911とはアメリカのコルト社が開発した自動拳銃である。米軍には1911年から1985年まで制式採用されていたほか、一部の部隊で2020年まで採用されていた事で有名である。日本においては「コルト・ガバメント」やそれを略した「ガバ」の名称で呼ばれることも多い。
概要[編集]
.45ACP弾によるストッピングパワーと自動拳銃としては高い信頼性から今なお人気の高いハンドガンである。装弾数は弾倉の7発と薬室の1発。シングルアクションオンリーのハンドガンである。マガジンは細身のシングルカラムマガジンであり、細身で把持しやすいグリップである。現在においても民間用として高い人気を誇り、レースガンに改造されるものも多い。その人気からコルト社のパテントが失効した後は様々なメーカーがM1911と同様の銃を製造するほか、多くのカスタムパーツまでもが販売されている。新規で製造する場合もM1911の操作性や実射感を念頭に置いて開発されることもあるほどである。
軍隊における採用[編集]
前述の通り、アメリカ軍の制式銃として長らくサイドアームの地位に就いていたほか、日本においては自衛隊(警察予備隊)や戦後の警察向けに供与されていたことがある。なお、アメリカ本国においては海兵隊遠征隊が2012年まで採用していたほか、2020年までM1911の近代化改修版ともいえるコルト・M45A1を使用していた。