K-POP

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K-POP(ケイポップ)とは、韓国のポップス音楽のことである。厳しいトレーニングで磨いたハイレベルな歌や踊りなどのパフォーマンスを指す。

概要[編集]

韓国が国をあげて世界に輸出しているポップスのことである。韓国は国土が小さく音楽市場も小さいため海外に輸出することで収益を保っている。

初期の頃は日本J-POPを似せたダンスミュージックであった。2000年代に韓国人の歌手BoAが日本でヒットし、2010年代前半には東方神起少女時代KARAなどのグループが日本に進出して、日本やアジアの国々でJ-POPと並ぶ程に大人気となったが、李明博大統領の竹島上陸に端を発した日韓関係悪化で人気は一時下火となった。

2010年代末期から2020年代になった現在では、欧米のダンスミュージックに似せた本格的なサウンドとなっている。日本の市場を中心に大量に流通しているが、海外特にアジア圏で日本のJ-POPを超える人気を誇っている。またアメリカのグラミー賞にもノミネートされたBTS以降は、英語圏の国々にも注目されるようになった。

また、J.Y.Parkのように韓国外でも認知された音楽プロデューサーも登場し、K-POPアーティストを目指して韓国の講師陣によるダンススクールやボーカルスクールに通う日本人の若者も多く、TWICEを皮切りに日韓台の多国籍グループも出現、現在は解散しているグループIZ*ONE秋元グループに在籍する日本人メンバーと韓国の事務所に所属する韓国人メンバーで構成された。また現在はグループに日本人や中国人などの外国人メンバーが在籍する事が段々と当たり前となってきている。そして最近ではJO1NiziU&TEAMなど韓国の企業がプロデュースしているものの、日本人メンバーの割合が高く日本を拠点に活動するグループも年々増えている。

日本語で発売されるK-POPは日本のレコード会社が邦楽として発売している。中華圏のC-POPT-POPも人気が出ているが、韓国のように積極的に輸出しているわけではない。特に中国の場合は内政的な理由はもちろん、自国だけで充分な大きい市場があるからである。

関連項目[編集]

本のアイコン.pngよみものプロジェクトのライターが『J-POPとK-POPの格差』を執筆しています。