JR東日本115系電車1000番台ニイL99編成

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L99編成
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所属事業者東日本旅客鉄道
形式115系
廃車/改造年2018年廃車
主な走行路線中央本線→事業車
所属車両
センター
長野→新潟総合車両センター
両数6両→4両(固定)
電源方式直流
塗装新長野色

L99編成は、JR東日本が所有していた115系電車のうち、唯一原色のまま事業車へ変更された編成である。

概要[編集]

長野C3編成からモハ1ユニットを抜き取り事業用車として再スタートを切った編成である。
2010年代前半までに生き残っていた新潟生え抜きの115系は保安装置の関係上首都圏への乗り入れができなかった。2015年までは長野で全検を受けてきたが、2015年の改正以降は大宮となった為、点検時大宮へ当該編成を送り届けるためにできた編成。だが、2013年頃から長野3連が転属してくると保安装置問題は解決。生え抜き車が廃車となった2018年、高崎車の115系の廃車回送の牽引車となり、同年夏にふるさと中央本線を通り廃車回送された。
なお、車内はそのまま。

編成[編集]

編成は以下の通り。

編成の向き 新潟 直江津
構造 Tc M M' Tc
L99編成 クハ115-1102 モハ115-1023 モハ114-1081 クハ115-1077

運用[編集]

  • 新潟県内各線で事業車として運用していた。
  • 長野時代は中央本線篠ノ井線などで使用されていた。

時系列[編集]

モハ114-1205ユニットを除き全て新製配置は新前橋。

・1978年9月-最後まで残った4両が製造。

・1982年6月-モハ114-1205ユニット製造。新製配置は岡山。

・1986年-首都圏列車増発、岡山地区短編成化のためにモハ114-1205ユニットが新前橋に転属、クハ115-1077と編成を組む。

・1989年-211系新前橋配置、非冷房車を置き換えるために小山へ転属。クハ115-1102側はY1081編成、クハ115-1077側はY1205編成を名乗った。

・2001年-E231系増備のために余剰となり、Y1081編成のクハ115-1102側3両、クハ115-1077側3両を抜き取り編成、長野色に塗り替えられた上で長野へ転属。C3編成となる。

・2015年3月-信越本線直江津行きのラストランを代走し、そのまま新潟車両センターへ回送し転属。L99編成となる。

・2015年5月-モハ114-1205ユニットが長野で廃車。4連化。

・2018年4月頃-高崎車の115系廃回の伴奏が最後の仕事となった。

・2018年8月-廃車回送。廃車となる。

関連ページ[編集]