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Enpedia:マイナーで無価値に思えるテーマの記事を削除するときの心得
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この文書はエンペディアの方針の一部である「細則」の草案です。 |
あくまでも草案であり、方針や細則ではありません。 内容に関して「Enpedia・トーク:マイナーで無価値に思えるテーマの記事を削除するときの心得」にてご意見を募集しています。 |
ここでは、マイナーで無価値に思えるテーマの記事(ウィキペディア風にいえば「特筆性のない記事」)を削除するときの心得を解説します。
大前提[編集]
Enpedia は、「筆者以外の誰か」にとっても有益となりうる情報を幅広く収集し、解説する「謎の百科事典もどき」です。具体的には、明示できるソースが少ない噂・推測のたぐいや、Wikipedia の厳しい掲載基準のもとでは掲載できない情報なども含みます。 — Enpedia:方針#目的
大前提として、エンペディアは上記の理念を掲げているウェブサイトです。したがって、「マイナーで無価値なテーマを解説しているから」という理由でみだりに削除を主張するべきではありません。あなたの目には「マイナーで無価値なテーマ」に見えたとしても、一度落ち着いて「この世の誰かにとっては価値がある記事なのではないか」と考え直すことを心がけましょう。
具体的な基準については「Enpedia:エンペディアについて#記事の基準について」及び「Enpedia:ローカルルール#架空の事柄のガイドライン」が参考になります。ただし、これらのガイドラインはあらゆるケースを完璧に網羅しているわけではありません。統一的な基準はありませんので、微妙なケースについてはその都度みんなで話し合っていくことが必要です。
......とはいえ。「学校のお友達がぼくに一度だけ話してくれた、とくに仲間内で流行っているわけでもないフレーズ」には、記事にするだけの価値があるでしょうか?
「あなたが2008年3月4日に食べるつもりだった朝食の目玉焼きの個数」は、記事にするだけの価値があるでしょうか?
いくら基準がゆるいエンペディアとはいえ、さすがに記事にする価値がないテーマは存在します。下記では、このような記事を削除するときの心得・手順を解説します。
心得・手順[編集]
- まず、Google(+場合に応じて𝕏などのSNS)でそのフレーズを検索して、世間的にどれほどの知名度があるのか調べましょう。
- ググっても情報が出ない場合 → 記事の投稿者に「詳しい情報を加筆するよう依頼」+「ある程度経っても有効な加筆がない場合、削除議論を開始する旨のお知らせ」を行いましょう。
- もし、自分が書いた記事に削除が提案されたら、どんな気分になりますか? おそらく悲しい気分になることでしょう。ほとんどのユーザーは良かれと思って、善意で、記事を書いています。一度「自分ごと」に置き換えて想像してみた上で「それでもなお削除に値する」と思えるときだけ、削除議論を提案してください。
なぜ投稿者に質問するとよいのか?[編集]
- Google検索で情報が見つからなかったとしても、それだけで「価値のないテーマである」とは断定できないからです。
- 古い時代のテーマは、ネット上に情報があるとは限りません。
- ローカル地域のテーマも、ネット上に情報があるとは限りません。
- Google は、この世のすべてのウェブサイトを検索できるわけではありません。(参考:noindex - ウィキペディア)
- 特定のゲームサーバ、LINEオープンチャット、Discord、各種掲示板などなど....で流行しているフレーズは、Google検索だけでは分かりません。
- 赤の他人が、この世のあらゆる界隈を調べつくすことは不可能です。だから、記事を書いた本人に情報提供を求めるのが、もっとも確実で手っ取り早いのです。
- エンペディアは「単純に検索しただけでは分からない各界隈のマイナーな知識を持ち寄って作る百科事典」という一面も持っています。だから、GoogleやSNSの検索結果だけをもとに判断してはいけません。
Q.めんどくさすぎるのですが?[編集]
そもそも、ある記事が「マイナーで無価値なテーマ」を扱っていたところで、それは大して積極的に削除する理由にはなりません。「著作権侵害」や「誹謗中傷」に比べれば、緊急性は低く、なにが何でも削除しなければいけない存在ではないのです。
そこまで緊急度の高くない記事を「わざわざ」削除するのですから、削除を提案するユーザーが多少の手間をかけてしかるべきなのです。
その手間をかけることさえ面倒だという人は、削除を提案せず、記事を放置しておけばよいのです。繰り返しますが、「著作権侵害」や「誹謗中傷」のように、見つけたらなにが何でも必ず削除しなければいけない訳ではありません。他人がそれなりに時間をかけて書いた記事を、自分は大した手間もかけずに削除しようというのは、たいへん図々しい行いです。
Q.ウィキペディアでは投稿者に質問していませんが?[編集]
ウィキペディアには、「信頼できる情報源」に書かれていることだけを投稿できる、というルールがあります。「信頼できる情報源」とは、公に発表されている書物・雑誌・論文、あるいは公式サイトなどです。したがって、記事を書いた本人に質問せずとも、他のユーザーが調査することが可能です。むしろ、他のユーザーでも調査できる「公開されている範囲」に情報があるかどうかが重要です。
しかし、エンペディアは「もっと幅広い情報を収集するサイト」です。ウィキペディアの言う「信頼できる情報源」以外からの情報も歓迎します。ウィキペディアと違って「扱う情報の範囲」が無限に広いからこそ、他のユーザーが調査しても同じ情報を見つけられるとは限りません。(もちろん、他のユーザーがある程度、自力で調べることも大事です。)
だから、記事を書いた本人に質問することが有効なのです。