Amazfit

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Amazfit(アマズフィット)とは、中国のZepp Helth Corporation[注 1]が展開するスマートウォッチのブランドである。

概要[編集]

スマートウォッチ市場では比較的大きいシェアを持ち、コストパフォーマンスとバッテリーの持続時間に定評がある。1万円を切る低価格帯から比較的高価なものまでラインナップしており、同社の提供するZeppアプリにデータを蓄積することができる。心拍計歩数計など、スマートウォッチとして必要な機能は備わっており、上位機種ではGPSトラッカー血中酸素濃度測定などの機能が搭載されていることも。標準的な使用環境[注 2]でのバッテリーの持ちは良いほうであり、一回の充電で一週間ほど稼働できる機種もある。

ラインナップ[編集]

Amazfit GT
同ブランドの上位に位置し、シンプルで上質なデザインと豊富な機能がポイント。円形のGTRと四角形のGTSがラインナップされている。
Amazfit T-rex
カシオG-SHOCKを意識したようなタフネススマートウォッチである。高温・高湿の環境や氷点下の寒冷地まで動作するように設計されており、タフネス性がポイントの一つ。スポーツ時の計測も優れており、筋力トレーニングを自動認識し、カウントするだけでなく、Zeppアプリと連携することでトレーニングの影響個所やトレーニング時間を見返すことができるため、効率的なトレーニングが可能とされている。
Amazfit Bip

同ブランドのエントリーモデルであり、1万円台のスマートウォッチとしてはコストパフォーマンスに優れる製品である。スマートフォンとの連携や血中酸素濃度や心拍などの測定など、必要最低限の機能は備えており、入門用としておすすめされることの多いモデルである。

Amazfit neo
チープカシオのようなスマートウォッチであり、一見すると普通のデジタル腕時計である。そのためスマートフォンの通知を表示することはできないが[注 3]、バッテリーの持ちが非常に良いのが特徴。それでいて心拍計と歩数計、アクティビティ検出機能がついているため、シンプルなスマートウォッチが欲しいという需要にベストマッチしていた。価格も販路によっては5,000円を切る値段であった。現在は公式ページにも記載されていないが、血中酸素濃度やバイブレーション機能を搭載したAmazfit neo2が公式で開発中とのうわさもある。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 旧社名はHuamiで、Xiaomiから派生した企業である
  2. 心拍測定:高頻度・画面表示:手首の動きに連動など、トラッキングと省電力のバランスをとった場合
  3. ビープ音による通知は可能。ただしどの通知も同じ音である