ATS-P/Ps統合装置

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ATS-P/Ps統合装置とはJR東日本としなの鉄道の車両に搭載されている保安装置の一つである。

SR1系の運転台、速度計上の表示器がATS-P/Ps統合装置(客室より撮影)

概要[編集]

新潟地区に新たに投入されたE129系とE129系ベースのしなの鉄道SR1系に搭載されている、なおこれ以外にもATS-PATS-Psを双方搭載する車両は存在するがそれらの車両はそれぞれの装置が別々に設置されている。またE721系1000番台と秋田所属701系の一部編成に準備工事として搭載されている。

ATSの挙動の大きな変化は2つあり、

  • ATS-P区間でもパターン接触時は非常ブレーキにて停車させられる(通常の電車用ATS-Pは常用最大ブレーキ)
  • ATS-PsとATS-Pとの切り替えは自動で行われる

という違いがある。パターンの現示はPs表示器同様に使用可能でATS-P区間でもパターンが表示される(通常のATS-P機器だとパターン接近のチャイムと表示しかない)。