麻生藩家老屋敷記念館
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麻生藩家老屋敷記念館(あそうはんかろうやしききねんかん)とは、茨城県行方市麻生1153-1に存在する記念館である。
概要[編集]
現在の行方市立麻生小学校の地には、江戸時代に麻生藩の陣屋が存在したが、その一つに同藩の家老を務めた畑氏がおり、その家老屋敷が存在した。家老屋敷だけあって上級武士の住宅の一つであるが、現在の建築は幕末の安政3年(1856年)に火災が発生したので、その翌安政4年(1857年)に建立されたものである。
主屋は桁行8間、梁間5間半で、豪壮な茅葺屋根で、寄棟造と入母屋根造りを合わせた大規模なもので、畳の部屋の数が多く、土間部分が小さいという武家住宅ならではの特色がよく表れている。表門の建造年代は不明であるが、主屋と共に昔日の面影を現在に伝えている。