鶴光のオールナイトニッポン

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鶴光のオールナイトニッポン(つるこうのおーるないとにっぽん)は落語家の笑福亭鶴光がDJのニッポン放送製作の全国ネットの深夜ラジオ番組である。

概要[編集]

本来オールナイトニッポンは一部と二部[注 1]に分かれるのだが、鶴光は一人で日曜早朝(土曜深夜)の4時間をフルに仕切っていた[注 2]
なお、2部では女性アシスタントの単独コーナーがあった。

鶴光はあのねのねがツアー中の代替DJとして抜擢されたが、その内容はというと、関西弁丸出しで、とにかく下ネタのオンパレードだった。そのため、あのねのねと主役が交代し、ナイティナインのオールナイトニッポンに抜かれるまで、最長寿を誇っていた。

名物コーナー[編集]

  • この曲はこう聞こえる
タイトルそのまんまだが、洋楽のレコードを持ち寄って“Hなフレーズに聞こえる”曲だけを特集していた[注 3]。曲名は忘れたが「早漏もめばぴゅうーう」と聞こえる曲があった。
  • ミッドナイトストーリー
思いっきりエロ小話を展開して話を膨らませながら、オチはありきたりな話というコーナー。さすが落語家である。

影響を受けた人物[編集]

  • 日髙のり子 - アイドルとして低迷後にアシスタントになり、アシスタントを退いた後、KBS京都のラジオ番組で師匠・鶴光並みの大暴走の放送をした。
  • その他、福山雅治山本圭壱が鶴光を師匠と崇めるヘビーリスナーだった。

放送終了後[編集]

放送終了後、ABブラザーズ・修が土曜深夜1部のDJを継いだが、パワーダウンは否めず、平成改元期に松任谷由実に交代。ユーミン降板後は、現在のオードリーが1部に定着するまで迷走を続けた。
2部はABブラザーズぶっ通しののち、いんぐりもんぐりを経て、田中義剛がややウケしたが[注 4]、その後は地味に推移し、現在は日替わり枠である。

[編集]

  1. 但し、ラジオ大阪中国放送北日本放送のように、土曜深夜(日曜早朝)も2部非ネットの放送局があった。
  2. タレントDJで4時間通しは、後述のABブラザーズを除くと、他につボイノリオ西川貴教しかいない。
  3. ジャンル限定を外せば、坂崎幸之助のNORU SORUの「ジョビジョバポップス」やタモリ倶楽部の「空耳アワー」を先取ったコーナーになる。
  4. オールナイトニッポン降板後、間を置かずに全く同時間帯の走れ歌謡曲土曜メインパーソナリティとなった。