鳶一折紙

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

鳶一 折紙(とびいち おりがみ)とは、ライトノベル『デート・ア・ライブ』及び関連作品に登場する架空の人物である。

設定[編集]

声優 - 富樫美鈴 / ミシェル・リー(北米版)
身長:152cm / スリーサイズ:B75(Bカップ)・W55・H79

概要[編集]

都立来禅高校2年生で士道とはクラスメイト。無表情でいることが多い少女。感情を表に出すことはあまりないが、五河士道や精霊が絡む事態になると、時折激昂を見せることがある。成績は常にトップで、全国模試でも1位をとる才女。スポーツも万能で、校内では有名人だが、校内での人付き合いはあまりない。

士道に好意をもっているが、好意をもっている理由は不明。他の人間には積極的に関わろうとはしないが、士道に対しては積極的に動き、好意を表そうとする。何故か、士道の身長・体重といった身体的特徴から弁当箱を買った店や日にちといった、士道の行動ひとつまで把握している。その好意はどんなことをしても上がることはあっても落ちることはない。そのため、士道が精霊をデレさせるための練習として告白をして受け入れられたことになってしまった件をなんとかするために、折紙に嫌われるためのデートをしたときにも動じなかった。むしろ、嫌われるために服が似合わないと言って「スクール水着に犬耳と尻尾」の方が似合うと言ったら、折紙がスクール水着に犬耳と尻尾の格好になりデートをしだして、士道がタジタジになったほどである。

どうやら、士道が精霊と出会って折紙と本格的に接する前にも会ったことがあるらしく、授業中にずっと見ていたり、体操服のにおいをかいだりしていたらしい。男を落とす方法について聞いていた八舞夕弦に対して、汗をぬぐう方法として胸元を舌で舐めることを伝授するなど、かなり恋愛面に関しては偏った部分がある。

関係者のみしか知らないが、高校に通いながら、陸上自衛隊所属の対精霊部隊・ASTの隊員(階級/一曹)として活動している。隊の中でも高い戦闘能力を持っていて、崇宮真那にも一定の戦闘力を認められている。実力面に対する隊員たちの信頼は厚い。5年前に炎の精霊〈イフリート〉により、両親を失ったことから精霊を憎んでおり、無茶な行動をとることも多く、隊長の日下部燎子から注意を受けるとともに心配されることがある。なお、ASTの隊員になったのも精霊を倒し、自分のように大事な人を失う人を生み出さないようにするためである。

精霊全般に対していい感情を抱いていないが、中でも両親を殺されたことから炎の精霊〈イフリート〉に対しては、憎しみが大きい。そのため、その正体が五河琴里だと分かると、一般への被害を顧みずに、遊園地にいた琴里を討とうとする。しかし、肉体への負荷による時間切れにより、ASTに拘束。ASTに関する記憶をなくした後、懲戒処分されるはずだったが、ウェストコットにより2カ月の謹慎処分に減刑された。その後は、士道の説得もあり、一応は琴里とは休戦状態になっている。

夜刀神十香とは、日々士道を巡って争いを起こしており、お互いにフルネームで呼び合う。基本的に、相手のことはフルネームで呼んでいるが、士道に対してだけは名前で呼んでいる。恋愛のアドバイスをしたことから、夕弦からは「マスター折紙」と呼ばれている。真那には、士道が自分の恋人であると言って、「義姉さま」と呼ばせていたりする。

反転[編集]

七罪が現れてから、エレン・ミラ・メイザースの勧誘によってDEMに協力することになる。士道を監禁したうえで、十香たちを殺そうと襲いかかるも敗北。その後、〈ファントム〉によって精霊化して再び襲いかかるも、抜け出してきた士道に見られたことで退却。狂三の協力で過去に戻って両親を殺したと思っていた〈ファントム〉を倒そうとするが、自分が両親を殺していたという事実を知ってしまう。その後、現代に戻って反転してしまった。

歴史改変[編集]

狂三の協力によって一時的な5年前へのタイムスリップを果たした士道は折紙の両親を助け出したことで、歴史が変わる。そのことで、反転して折紙が市内を壊滅させた事実がなくなった。

両親は事故によって亡くなったことになっており、精霊によって亡くなる人物をなくすためにASTには入隊したものの、復讐心には囚われておらず、精霊を倒すことがいいのかどうか分からなくなってASTを辞めている。また、歴史を改変する前の記憶を無意識に保持しており、過去との記憶が混同する場面が見受けられる。そのため、精霊の反応を感知すると、自らが「デビル」と呼ばれる精霊に反転した状態でなって、反応を感知した精霊を殺してしまう。士道が折紙とデートしたときに反転してしまい、周辺を壊滅しそうになったが、士道の想いが届いたことで士道とキスをして霊力を封印。同時に歴史改変をした前の記憶を精霊たちと共有することになった。また、キスをする前は士道に依存していただけと語っていたが、キス後は本当の好意に変わったようで、以前よりも積極的に士道に迫っている。

評価[編集]

  • 原作の第五巻発売後に、公式サイトにてTwitterで行われた人気投票では、117票を獲得して第5位となった[1]。ショートショートによると、「寝ている間に拉致されたい」、「家に監禁されたい」といったコメントが多かったらしい。
  • 2013年3月19日(火)~4月14 日(日)まで、AKIHABARAゲーマーズ本店をはじめとするゲーマーズ全店で行われていた『デート・ア・ライブ』キャラクター人気投票では、6314票のうち、571票を獲得して5位に輝いた[2]。なお、投票方法は、ゲーマーズ全店にて関連商品を購入するごとに、投票用シールが一枚配布され、選ぶことが可能になる。

関連商品[編集]

デート・ア・ストライク
鬼八頭かかしにより、『月刊ドラゴンエイジ』2012年4月号より連載されているコミカライズ版。折紙視点で話が描かれている。
タイトル 初版発行日 ISBN その他
デート・ア・ストライク 1 2012年9月8日発売 ISBN 978-4-0471-2826-2
デート・ア・ストライク 2 2013年3月9日発売 ISBN 978-4-0471-2859-0
デート・ア・ストライク 3 2013年7月9日発売予定 ISBN 978-4-0471-2880-4

脚注[編集]

外部リンク[編集]