八舞夕弦
八舞 夕弦(やまい ゆづる)とは、ライトノベル『デート・ア・ライブ』及び関連作品に登場する架空の人物である。
設定[編集]
- 識別名 - ベルセルク
- 声 - ブリドカットセーラ恵美
概要[編集]
風を操る双子の精霊の姉。元々は八舞という一つの精霊だったが、原因は不明だが、現界の際に八舞耶倶矢と二つに分裂する。どちらの人格を残して融合するかを決めなければ、自動的に融合して消滅してしまうということを本能的に知っており、そのことでどちらの八舞を主人格として生き残るかを決めるために姉妹で勝負を行い、五河士道と出会った時には、丁度100回目の勝負(通算25勝25敗49分)を行っている最中だった。
学校の行事で或美島に来ていた士道に勝負を中断されたことで、士道を自分の魅力で落とす魅力勝負で、どちらが真の八舞かを決めることになる。だが、本心では、自分よりも耶倶矢に生きてほしいと思っており、最終的には耶倶矢に勝負を譲る気でいた。だが、耶倶矢も自分を勝たせようとしていて、お互い自分が勝ちを譲ろうとしている状況になっていた。そのことをお互いが知り、二人で対決することになってしまうが、士道の言葉で二人とも生きる決意をする。その後、士道とのキスが霊力を封印する方法とは知らないまま、自分たちを助けてくれたお礼として、耶倶矢と同じタイミングで士道の唇の右と左とにキスしたことで、霊力を封印される。そのことでお互いが人格を保ったまま、生きていくことができるようになる。
霊力封印の一件以降、耶倶矢共々、士道に好意を抱いており、耶倶矢と争わないためにも、士道を夕弦と自分とで共有財産にしようとしている。新学期が始まるタイミングと合わせて都立来禅高校2年生として転入する。士道とは別クラスだが、耶倶矢と一緒のクラスにいるため、霊力が安定するために問題は起きていない。霊力封印前は、どちらか一つの人格しか生きられないという状況もあって耶倶矢の中二病な言動や容姿を淡々と否定したが、霊力封印後は、双子で常に行動して仲睦まじく、お互いの恥ずかしい姿を可愛がろうとするほど。
魅力勝負の際に同じ部屋となったみんなに男性の気を引く方法を質問。鳶一折紙に「汗を拭うために舌で舐める」といった方法を教わり、そのことが縁で折紙のことは「マスター折紙」と呼んでいる。ただ、士道を夕弦と自分とで共有財産にしようとしているため、折紙に士道を渡すつもりはない模様。
霊装は、拘束服のようなボンデージをしている。南京錠の首輪に鎖が付いており、左手首と左足首には、錠のついた鎖がある。全身にベルト状のようなものが張り巡らされており、紫がかったニーソを着用している。オレンジ色の長い髪は、三つ編みにして結い上げている。耶倶矢より胸が大きく、霊力封印前は、そのことを耶倶矢に指摘してコンプレックスを刺激していた。
耶倶矢と100回にも渡っていろいろな勝負をしていたこともあり、多芸。士道の音楽ステージのために耶倶矢と共に協力をする。七罪が騒動を起こしたときには、士道が正体を見極めるために珍しく二人っきりでのデートをしている。
アニメ[編集]
アニメでは『デート・ア・ライブⅡ』第二話にて本格的に登場している。なお、原作9巻に収録されていたテレビ未放送の第13話にもちらっと登場していたりする。
評価[編集]
- 2013年3月19日(火)~4月14 日(日)まで、AKIHABARAゲーマーズ本店をはじめとするゲーマーズ全店で行われていた『デート・ア・ライブ』キャラクター人気投票では、6314票のうち、258票を獲得して7位に輝いた[1]。ちなみに、八舞耶倶矢は、244票を獲得して9位。なお、投票方法は、ゲーマーズ全店にて関連商品を購入するごとに、投票用シールが一枚配布され、選ぶことが可能になる。