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高速バスネット
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高速バスネット(こうそくバスネット)とは、ジェイ・アール北海道バスを除くJRバス各社が共同運営している高速バスの座席予約システム・サービスである。
概要[編集]
国鉄バスがJRバスになった後、座席指定制高速バス路線は、高速バスの大勢で行われた電話予約と併用して、国鉄時代からの鉄道との強いつながりから列車用の座席予約システムであるマルスにて全席の一部の管理を行っており、ハーバーライト号のように駅や旅行会社のみどりの窓口に出向いて予約・購入できるメリットで他社より優位に立った系統もあった。
しかし、1便当たり40人程度という輸送単位の少ないバスの中でのさらに少ないマルス収容分はバス業界特有の販売事情に対応しにくく、電話予約での長時間待ちが相変わらず無くならないなどの問題点があった。その問題点を解消するため、マルスとは別のバス専用の座席予約システムがジェイアールバス関東、ジェイアール東海バス、西日本ジェイアールバス、鉄道情報システムの共同で開発された。
2006年稼働開始。開始後もみどりの窓口での販売と併用されたが、2013年(平成25年)3月にみどりの窓口での取り扱いが終了した。
高速バスネットの稼働開始前は株式会社工房が開発し、1998年より稼働している発車オ〜ライネットで座席の予約管理を行っているJRバス路線がある。バスネットの稼働開始以降、JRバスグループのみで運行する路線は発車オ〜ライネットでの発売を取りやめてバスネットに統一する路線が増えている。
一方、JRが運行を手掛けても、新宿 - 諏訪線のように、他社のネットのみでの販売を一貫して行う系統もある。