高輪橋架道橋下区道

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高輪橋架道橋下区道(たかなわばしかどうきょうしたくどう)は東京都港区にある高輪方面の国道15号と芝浦方面をつなぐ道路である。泉岳寺・高輪エリアと港南エリアを結ぶ最短ルートであり、車の抜け道ルートである。

概要[編集]

天井の高さ制限は1.5 mであり、天井が低いガード下道路として知られる[1]。タクシーの屋根の表示灯が天井にぶつかって壊れることから「提灯殺しのガード」、立ったまま歩くと頭が天井に当たるため「首曲がりトンネル」という通称もある[2]

タクシーはセダンタイプの車両はギリギリ通過できるが、トールワゴンのジャパンタクシーは全高が1.7mに迫るため、そもそも通過できない。

諸元[編集]

全長約320メートル、うちトンネル部は約230メートル。幅員は車道部約2.8メートル、歩道は約1.8メートルである。第二東西連絡道路整備工事(トンネル新設)のために、車両通行止めとなっている。歩行者・自転車(押し歩き)の通行は可能である。

整備完了予定の2032年に向けて、幅員車道=7~12.5メートル、トンネル部の高さは緊急車両が走行できるよう車道=4.7メートル以上、歩道=2.5メートル以上とする予定である[3]

遺跡[編集]

工事中に日本初の鉄道の遺構である「高輪築堤」の一部とみられる構造物が出土し、同地を管理するJR東日本は「築堤の一部現地保存および移築保存を通じた公開展示などを検討」している[4][5]

同様のガード[編集]

山手線・中央線のガードとして、池袋駅に同様の通路「ウイ・ロード」がある。新宿駅の北側に、JR山手線や中央線などの線路を東西方向にくぐる「角筈ガード」がある。

関連項目[編集]

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