高石昇

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高石昇(たかいし のぼる、1928年2016年)は、精神科医。

人物[編集]

兵庫県武庫郡(神戸市)生まれ。日本医科大学卒、大阪大学精神神経科教室に勤務、1959年「皮膚疾患の精神身体医学的研究」で阪大医学博士。1964年米国オレゴン大学で行動療法の研究に従事。その間、ミルトン・H・エリクソンに指導を受ける。帰国後、日本行動療法学会の設立に参加。69年阪大講師・阪大病院分院神経科医長を経て高石クリニックを開設し、理事長。83年米国アインシュタイン医科大学で精神分析療法と心理療法統合を研究。99年日本臨床催眠学会を設立し、理事長。日本医科大学客員教授。

著書[編集]

  • 『これからの心のクリニック選び方』アニマ2001, 1989.2
  • 『心のクリニック選び方 よりよい心理療法に出あうコツ 新版』アニマ2001, 1993.3
共著

翻訳[編集]

  • J.ヘイリー『心理療法の秘訣 コミュニケーション分析による発見』黎明書房, 1973
  • J.ヘイリー『戦略的心理療法 ミルトン・エリクソン心理療法のエッセンス』黎明書房, 1986.10
  • J.ヘイリー『戦略的心理療法の展開 苦行療法の実際』横田恵子共訳. 星和書店, 1988.3
  • アーノルド・A.ラザラス『マルチモード・アプローチ 行動療法の展開』東斉彰, 大塚美和子, 川島恵美 訳. 二瓶社, 1999.8
  • J.ヘイリー『アンコモンセラピー ミルトン・エリクソンのひらいた世界』宮田敬一共監訳. 二瓶社, 2001.1