高山彦九郎宅跡

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高山彦九郎宅跡(たかやまひこくろうたくあと)とは、群馬県太田市細谷町1324-7に存在する高山彦九郎の旧宅である。

概要[編集]

江戸時代中期の尊王家である高山彦九郎の旧宅である。これは高山氏の本家である蓮沼氏の東側に接してあるが、現在は井戸跡を残すのみである。他には蓮沼氏との間に当時の堀、石垣などが現存している。

蓮沼氏の西側にある墓地内には、彦九郎の衣鉢を収めて築かれたという遺髪塚が存在し、これに向かって左手後方に祖母が、右に父親の彦八、母の繁娘の墓塔が建立されている。遺髪塚を含めた遺構全体が、昭和6年(1931年11月に国の史跡に指定されている。

なお、高山彦九郎は名を正之、寛政三奇人の1人として知られるが、その尊王運動を江戸幕府に監視され、最終的に幕府に追い詰められて寛政5年(1793年)に自殺している。

アクセス[編集]

  • 細谷駅から南に車で5分、徒歩で10分。