馬渡埴輪製作遺跡
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馬渡埴輪製作遺跡(まわたりはにわせいさくいせき[1])は、茨城県ひたちなか市馬渡2881-3ほかに所在する埴輪製作遺跡。1969年8月5日に一部範囲が国史跡に指定され、1985年8月12日に一部範囲が追加で国史跡となった[2]。
概要[編集]
古墳時代の5世紀末から6世紀頃(1400年前 - 1500年前)に操業していた埴輪製作遺跡であり[3]、いわゆる「埴輪の工場跡」である[4]。過去の調査で、粘土採掘坑跡25か所、工房跡12基、窯跡19基、住居跡2軒、溝跡などの遺構が見つかり、それらの遺構からは、人物・馬・円筒などの埴輪、工人たちの使用した土器類や鉄器などが発見された。現在は「馬渡はにわ公園」として整備されている[5]。