飲茶

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飲茶(ヤムチャ)は、中国食文化の一つ[1]。中国茶を飲みながら点心を食べるという中国風の軽食である[1]

概要[編集]

ところがこれが意外に厄介である。
飲茶を供する「茶館」というのはめっさ天井が高くて桟敷席があり、基本的には紳士淑女の社交場である。「茶館に行く」というのは「社交界デビュー」みたいなものがあり、マレーシアやシンガポールやハワイではかなり緊張する。
丸テーブルが並んでおり、その間をワゴンで点心を運んでくるのがお約束であり、中国茶(ポットで出てくる)以外にもビールや老酒(陳年酒)なども飲める(白酒(パイチュウ)は度数が高いので遠慮しておこう)。なお、中国茶のうち一杯(レモンが入っていることもある)はフィンガーボールなので、うっかり飲んで恥い思いをするのもお約束だが、近年ではフツーにおしぼりが出てくる。


われわれ一般市民は家庭用の飲茶セットを通販で買って楽しむのが無難であろう。味としてはむしろそっちの方が上かもしれないし、「茶館」より「酒家」のほうが遠慮なく酒(蒸留酒)が飲めるし、個室を借り切ってコース料理を頼むというのは悪くない選択であろうと思う。

種類[編集]

お茶請けとして餃子(蒸し餃子か水餃子)・焼売(金魚形の飾り焼売や四色焼売など)のいろいろな点心がある。炒飯や焼きそばもある。ただし基本的にお茶請けでありビールのアテなので盛りは少なめ。

  • 餃子
  • 焼売
  • 春巻 - ただし春節の季節料理である。
  • 饅頭
  • 炒飯
  • 麺類

などがある。

脚注[編集]

  1. a b 飲茶』 - コトバンク

関連項目[編集]