飯テロ

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飯テロ(めしてろ)とは、テロ行為の一種である。テロとはいいつつも、必ずしも「飯」には限らず、甘未系のテロなどもある。
必ずしもデータによるものではないが、近年ではネットワーク環境が充実しているため、テキストとか画像情報を用いた飯テロが盛んである。ときには香りのような物理的な攻撃もある。

概要[編集]

深夜23時過ぎのTwitterのタイムライン。「おやすみ~」「今日はもう寝る…。ねむい~」……。そんな日常のツイートに、何やら怪しげな不審物が紛れてないだろうか。よく見ると食べられそうな、おいしそうな写真が載せられている。「腹減った……っぁぁぁぁあっ!!」
これが飯テロである。界隈によっては、飯テロリストは犯罪行為とみなされる。罵詈讒謗・悪口雑言の限りをつくして非難されるが、真の飯テロリストはまったく動じず、むしろ「賞賛の嵐」くらいにしか思っていないところが飯テロリストの飯テロリストのテロたる所以(ゆえん)である。
背景には確固たる信念と教条がある。

  • 玉子とじ系の丼物の玉子はゼッタイに半煮えのこと。
  • 玉子は切るようにとき、汁に落とすときは白身が先であり、ここぞというタイミングで火を落としてから黄身で覆うようにして、蓋をして蒸らす。
  • かき玉汁用の玉子は、味噌漉しで漉したのちに、少量の日本酒を足し、百円ショップなどで買った穴開きオタマで落とす。

などがそれである。
真の飯テロリストは食欲に訴えるのではない。「いま、すぐにでも摂取しなければ、自分というものが崩壊してしまう」という、現存在に訴えかけるような攻撃を行う暴虐非道な存在こそが真の飯テロリストである。
なお、優秀な飯テロリストにはゴルゴ13におけるアーマライトM16のような得手の得物があり、鍋焼きうどんなどを愛用する者もいる。一人用の常滑の黒い鍋とか散蓮華とか呑水とかを所有しており、車麩とか干し椎茸とか冷凍うどんとか蒲鉾とかも欠かさないのがプロの嗜みである。

海外での表現[編集]

海外では「フードポルノ」と表現する。「ポルノ」と聞くと何やら過激に思えるが、よくよく考えると日本語の「飯テロ」のほうが、何倍も過激で不穏当な表現ではある。
ピーター・ハイアムズ監督による映画『2010』では、「ホットドッグはコニーアイランドではなくヤンキー・スタジアムで食え」「もちろんマスタードは粒入りだ」といった飯テロ行為が行われている。『古畑任三郎』でも、ハンバーガーのピクルスと生タマネギについて古畑が滔々と述べる場面がある。そもそもあんたは大黒屋の天丼とか今半の牛めし弁当とかなんだおまいら何をくぁwせdrftgyふじこ

飯テロギャラリー[編集]

無能なテロリスト[編集]

本人は善意だと思っているが、単なる虐待でしかないケースもみられる。メシマズ親とか栄養士などは、ときに摂食障害を助長して子供などの対象を死に追いこんだりする。優秀なテロリストは自分を前に出さない。「私がうまいと思って喰っているだけなので、他人に薦めようとは金輪際思っていない」という冷徹な態度が正しい。

脚注[編集]

関連作品[編集]

関連項目[編集]