露朝定期航路(ろちょうていきこうろ)とは、北朝鮮の海運大学が所有していた貨客船である万景峰号をロシアのウラジオストクの運航会社であるインベスト・ストロイ・トレストが全面改修し、北朝鮮北東部の経済特区である羅先の羅律港とウラジオストクの港を結ぶ露朝間初の定期船航路を2017年5月に開設したものである。旅客およそ200人と貨物およそ1500トンを積載できるが、利用は低調で港湾使用料をめぐるトラブルも発生し、8月に運航停止となった。
なお、この航路で使用されていた万景峰号はかつて北朝鮮の元山と新潟県などを結び、日本政府が2006年に入港禁止措置にした万景峰92とは別の船である。