雨後の筍(うごのたけのこ)とは、慣用句の一種である。雨が降った後に筍がニョキニョキとたくさん生えてくることに由来し、物事が次々に発生したりすることを例えたものである。
なお、成長が早いという意味では使われず、誤りであるとされる。この場合は竹の子の親勝りがふさわしいとされる。
雨が降ったからと言って無数の筍が無尽蔵に地中から飛び出してくるわけではない。筍はその成長スピードが速く、一日で数センチ以上成長するといわれている。そのため、前日には筍がなかったような場所も地下から生えてくることがあり、雨後の筍という言葉につながったものと推定される。
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