離宮の水(りきゅうのみず)とは、大阪府三島郡島本町広瀬三丁目10番の水無瀬神宮内に存在する名水である。
標高270メートルの天王山山麓からの水無瀬川は、里内ではほとんどが地下水となっており、その名の通り水の無い川なのである。水無瀬神宮境内にある井戸・離宮の水はその水無瀬川の水で、茶の湯などに用いられる名水として知られ、名水100選にも選ばれている。
なお、この名水のため、付近の山崎にはサントリーの工場があり、水質良好の地下水をウイスキー仕込み水として使用している。