隠居山観音(いんきょやまかんのん)とは、岐阜県加茂郡白川町切井に存在する33の石仏である。
白川町の南東端に近い隠居山を800メートルほど山道を登った山腹に西国三三番札所になぞらえて33の石仏が祀られている。これを隠居山観音という。
江戸時代後期の文政2年(1829年)に地元の人々が安置したといわれ、この土地の庶民の素朴な信仰を物語るものと言われている。