陳円円
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陳 円円(ちん えんえん、1623年 - 1644年[1])は、中国明王朝の絶世の美女。有力武将呉三桂の妾として愛されたが、首都陥落に際して敵方の慰み者となった。
生涯[編集]
美妓として[編集]
幼いころの詳細は不明だが、親を失い、人身売買の対象になったという。
やがて歌妓となり、絶世の美少女として評判になった。やがて明の武将、呉三桂に愛されるようになる。
敵の慰み者に[編集]
1644年、李自成の反乱で明は滅んだ。懿安皇后張氏ら後宮の女性たちは兵士たちに強姦されることとなった。
21歳の陳円円もまた、反乱軍の捕虜となった。美しい円円は、敵将の劉宗敏の性奴隷とされてしまった[2]。
呉三桂はこれに激怒し、満州族と手を組み、首都へと進撃した。結果、李自成の反乱軍は壊滅した。
だが、すでに凌辱を受けた陳円円は、自殺してしまっていたという[3]。
異説[編集]
陳円円は生き延びて女道士となったという説もある。