阿部圭史
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阿部 圭史(あべ けいし、1986年〈昭和61年〉5月26日-)は、日本の政治活動家、医師、元厚生労働官僚、元WHO健康危機管理官、元シンクタンク研究員、元コンサルタント。学位は、医学士、外交政策修士(国際政治・安全保障)。専門は、医療・公衆衛生・国際政治・安全保障・危機管理。日本維新の会衆議院兵庫県第2選挙区支部長。
来歴[編集]
1986年、仙台市生まれ。小学生の時に岡山県へ移り、岡山市立津島小学校卒業。1999年、岡山白陵中学校・高等学校に入学し、岡山県と兵庫県の県境近くで青春時代を過ごす。2005年、北海道大学医学部医学科に進学。
大学卒業間際の2011年3月11日、東日本大震災が発生。宮城県沿岸部が津波に襲われ、被災した親戚を探し歩いた経験から、危機に強い社会を作り、人々の暮らしを守ることに強い関心を持つようになった。
政策・主張[編集]
- 憲法改正
- 医療制度改革
- 国土と国民を守る危機管理改革
- 安全保障の抜本強化とリアリズム外交による新しい外交安保
- 中央集権の限界を突破する統治機構改革、地方分権と地方の自立
エピソード[編集]
- 「『危機に強い社会をつくる』ことが、生涯心血を注ぎたい課題」と語っている。
- インタビューで、感染症危機管理に関心を持つようになったのは、2003年の世界的な重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行がきっかけと述べている。
- インタビューで、人生を変えた一冊として、漫画「沈黙の艦隊」(かわぐちかいじ著)を挙げている。中学生のときに読んで感動し、「国際政治に関与したいと思うきっかけとなった」と述べている。
- インタビューで、感染症危機管理について「厚生労働省やWHOに限らず、自衛隊やNATO軍、国連、シンクタンクなど、いろいろな組織にお邪魔して、いわば『出稽古』のかたちで教えていただき、自分なりに理論構築してきました」と述べている。
- 趣味は茶道。
- 無人島でサバイバル生活を行ったことがある。
著作と学術的貢献[編集]
単著[編集]
- 『感染症の国家戦略 日本の安全保障と危機管理』東洋経済新報社(2021年)
共著[編集]
- 『新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書』ディスカヴァー・トゥエンティワン(2020年)