関谷晧元
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関谷 晧元(せきや こうげん、1936年[1] - )は、宗教家。元幸福の科学総務局長[2]。
経歴・人物[編集]
新潟県十日町市出身[3]。日産自動車のサラリーマンを経て[3]、1967年、東京に自動車・バイク販売会社を設立し、22年間社長を務めた[1]。大川隆法の『日蓮聖人の霊言』を読み、1986年の幸福の科学の設立に関わった[3]。幸福の科学の初代総務局長や大川隆法の結婚の仲人役を務め、大川の勧めで「神託結婚」をしたが、1989年に脱会した[3]。1993年12月に幸福の科学での体験を記した手記『虚業教団』を出版した。出版の直後、幸福の科学から訴えられ、名誉と信用毀損で1億円の損害賠償を求められたが、2000年6月に関谷の勝訴が確定した[4]。同書の影響で「少数ではあるが教団からの離脱者が生じた」とされる[5]。また1994年に大川きょう子主宰補佐が関谷らと、関谷らが影響を受けたとされるGLAの教義を批判したことや、大川隆法が「方便の時代は終った」と宣言して教義の変更を行ったのは、同書の出版が関連しているとされる[5]。
幸福の科学脱会後は、チャネリング団体「レムリア・ルネッサンス」を経て、2005年4月に「DIL」(Discovery of Inner Light = 内なる光の発見) を立ち上げた[3]。
著書[編集]
- 『虚業教団――<幸福の科学>で学んだものは何だったのか』現代書林、1993年12月
- 『もとなる心へ――「幸福の科学」の皆さんへのメッセージ』編、日新報道、1995年2月
- 『レムリアの風――高橋信次・日蓮・ゼウスからも熱いメッセージが』日新報道、2004年3月
関連文献[編集]
- 幸福の科学総合本部広報局編『現代のユダを斬る――悪魔に翻弄された転落者たち』幸福の科学出版、1994年4月