関東鉄道キハ2000形気動車
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関東鉄道キハ2000形気動車(かんとうてつどうキハ2000がたきどうしゃ)とは、関東鉄道竜ヶ崎線で使用される気動車の1つ。
登場の経緯[編集]
機器類の老朽化の進むキハ520形2両とキハ530形531号車の置き換えのために1997年に2両が製造された。
構造[編集]
常総線のキハ2100形をベースにしているが、ステップが付く、竜ヶ崎線のホームに合わせて竜ヶ崎方面は進行方向右側に、佐貫方面は進行方向左側に半室構造の運転台を備えるなどといった竜ヶ崎線向け独自仕様への変更が施されている。なお、ホームが設置されていない側にもドアはあるが、営業時には全く使用されない。
機器類についてはキハ2100形に準拠し、DMF13HZに自動空気ブレーキの組み合わせとなっている。このため、制御システムが異なるもののブレーキシステムの同じキハ532形との併結を可能にしている。
前面表示器については中間駅の入地発着が存在しないため佐貫 - 竜ヶ崎で固定されている。
塗色変更[編集]
当初はキハ2100形に準じた塗装を纏っていたが、2014年には2002がまいりゅう号のラッピングを施され、2016年にはつり革にコロッケの食品サンプルが貼り付けられた。
同車は2017年にリニューアルのために休車となり、2020年に2代目まいりゅう号に生まれ変わっている。
一方2001はキハ5000形に準じた新塗装に塗り替えられている。
運用[編集]
関東鉄道の主力車両として運用される。検査代走時はキハ532が使用されるが、その際は本形式が佐貫方に連結される。