量と数

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

量と数(りょうとかず)は、似て非なるものである。

概要[編集]

量には次元があるが、には次元はない。「無次元量」というものがあるので 次元のない量

はあるが、ベクトルだろうが複素数だろうが「ないものは、ない」。算数は基本的に量の学問だが、「純粋数学」には「量」などという汚らわしいものは、全然まったく金輪際絶対にゼッタイに、じぇぇぇぇえったいに、無い。だから無いっつってんだろうがくぁwせdrftgyふじこ、というの人が数学教育界にはいて、数学教育界では「算数からを放逐する」という話がかつてあった。

人間生活との関わり・利用[編集]

三角関数を敵視する政治家や有識者は、こうした「数え主義」者の被害者である。たとえば円周率πは角度だったり長さだったり比の値だったりするので算数では「無次元量としての角度」「長さ」「比率」として別扱いをするので「θ」「l」「r」とかいったように記号の使い分けをするのだが、一部の数学教諭はこうした使い分けに無頓着なので、一部の高校では物理の教諭と数学の教諭が犬猿の仲であったりする。 tan-1(θ)とか書いてあると物理の教諭は露骨に厭そうな顔をするが、数学教諭になると「なぜそこで厭そうな顔をするのか」が理解できなかったりもする。

脚注[編集]

関連項目[編集]

参考資料[編集]

  • 田村 二郎『量と数の理論』 (日本評論社、1978)