テレサ・テン
(鄧麗君から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
テレサ・テン(英: Teresa Teng、1953年1月29日 - 1995年5月8日)は台湾出身の女性歌手。主に日本の曲をカバーした曲が多い。繁体字では鄧麗君、簡体字では邓丽君、ピンインではDèng Lìjūnなどと表記される。中国語圏出身の歌手中では、最も有名で最も成功した歌手といわれる。明確でありながら甘い声質で人気を博した。アジアの歌姫と言われる。日本では演歌歌手という印象が強いが、実際は幅広いジャンルの歌を歌っている。
概要[編集]
台湾雲林県褒忠郷で外省人家庭に生まれる。12歳で新北市私立金陵女子高級中学に入学した。 1964年、11歳の時に中國廣播公司のイベントで "Visiting Yingtai"を歌って賞を取った。父は軍人であったが、退役後に商売を始めたが成功せず、生活は貧しかった。その後、テレサ・テンは歌で一家を支えるようになった。歌手活動が忙しくなり、中学校を中退した(当時は義務教育ではなかった)。
1968年には15歳で台湾のレコード会社と契約を行った。ライフレコードのレーベルでその後数年間でいくつかアルバムを出した。 1973年には日本ポリドール・レコードと契約を結び、テレビ出演するため「渡辺プロダクション」に所属した。2作目の『空港』が大ヒットし、日本レコード大賞・新人賞を獲得した。
1967年から1995年までプロ歌手として活躍したが、タイのチェンマイで気管支喘息により死去。