近親結婚

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近親結婚(きんしんけっこん)とは、近親者同士が結婚することである。

概要[編集]

現行民法では、3親等以内での婚姻禁止を明記している。

都会では考えられないことだが、離島や山間部に行くと村人の殆どが親戚という場合がある。そのような環境では、近親者の中から結婚相手を探すことになり、近親者同士が結婚することになる場合がある。

問題点[編集]

人間のDNAは部分的に損傷があるのが普通であり、子孫を残す場合には、その損傷した部分を結婚相手のDNAでカバーするようになっている。近親者であれば、DNAの同じ部分的に損傷がある可能性が高く、近親者同士が結婚すると、DNAの損傷した部分を結婚相手のDNAによってカバーすることが困難になり、先天性の異常を持った子供が生まれる可能性が高くなる。

その他[編集]

  • イスラム圏では近親結婚が多い。イスラム圏では女性は家族や親戚の者以外に顔を見せることがなく、顔を見せなければ恋愛などあるわけがなく、恋愛結婚は従兄弟同士の場合が多いからである。
  • 国際結婚の場合、美しく体の丈夫な子供が生まれる場合が多いと言われている。それは、国際結婚は近親結婚と正反対のことだからである。
  • 日本史上の著名な氏族も近親結婚が多く、3親等親族(おじ・おばと甥・姪)での婚姻[注 1]や異父母きょうだいでの婚姻[注 2]もあった。

動画[編集]

https://youtube.com/shorts/ycy3PJOBAk4?feature=share3

関連項目[編集]

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  1. 例えば、藤原道長の六女・嬉子と後朱雀天皇
  2. 例えば、敏達天皇推古天皇