辛春浩
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辛 春浩(シン チュンホ、1930年 - 2021年3月27日)は、韓国の食品大手企業「農心」の創業者。「辛ラーメン」を開発した人物として知られている。
略歴[編集]
日本の植民地下にあった朝鮮半島南東部の蔚山出身。兄にロッテグループ創業者の重光武雄(辛格浩)の実弟。
当初は兄に従ってロッテの製菓事業などで活動していた。しかし日本で即席麺が人気を集めていたことに注目し、兄が反対するのを押し切って1965年に独立し、即席麺事業を開始。1978年に社名を農心と変更した。辛ラーメンは韓国の国民食となり、世界100か国以上に輸出される人気商品にまで成長した。
2021年3月27日に持病のため死去した。90歳没。