軍歌

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軍歌(ぐんか)とは、軍事に関連する歌唱曲歌謡曲である。つまり、軍事に対する「主題」と「歌詞」があるが、「厭戦」「嫌線」「反戦」を主題とした軍歌が日本では大多数を占める。

概要[編集]

有名な軍歌としては、

  • 陸軍 - 『トンヤレ節』『戦友』『雪の進軍』『歩兵の本領』
  • 海軍 -『軍艦』『月月火水木金金』

がある。
行進曲は軍曲ではあるが、歌詞がなければ「軍“歌”」ではない。『軍艦』は軍歌だが『軍艦行進曲』は軍歌ではなく、行進曲である。
「国威発揚」という観点からいうと、日本の軍歌のメロディは大人しすぎる感があるため、「曲はロシアかドイツ、歌詞は日本」というパターンもある。「民族自決の歌」はロシアである。

人間生活との関わり・利用[編集]

曲があってテーマがあるのに歌詞はない、という例も海外にはあって、『セントルイス・ブルース』はクレン・ミラーによって『セントルイス・ブルース・マーチ』になり、落語家・林家木久扇によって歌曲として知られた例がある。

その他[編集]

「軍歌」と「反戦・平和」とはベクトルとして正の相関があると思うのだが、「世界同時革命」「プロレタリアート独裁」とか言っている人々は軍歌を嫌うため、中学・高校ではときに禁止されたりしている。そういった人の多くは「君が代」「日の丸」は大嫌いであるが、朝日新聞は好きでもアサヒ芸能は嫌いであったりする。このあたりの見解については、かなり資料を分析したのだが、情報が相互に矛盾しているために結論めいたものが見いだせない。どなたかに分かりやすく解説していただきたく思う。

脚注[編集]

関連作品[編集]

  • 『八甲田山』(『雪の進軍』)
  • 『狐と呼ばれた男』(『歩兵の本領』)

関連項目[編集]