赤報隊
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赤報隊(せきほうたい)は、幕末に存在したという討幕側の武装集団である。
概要[編集]
薩摩藩の支援を受けて活動したが、一方で赤報隊は旧幕府軍を挑発するために江戸の市街を焼き払ったり、伊勢長島藩主・増山正修から軍資金という名目で3000両を強奪するなど、必ずしも正義の軍であったとは言えない一面があった。最後は「偽官軍」の烙印を押されて、多くは処刑された。
その他[編集]
- るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-に登場する相楽左之助は元赤報隊準隊士という設定がある。また、隊長の相楽総三も作品内に登場している。最後は史実通りに処刑されており、悲劇の部隊扱いになっている(週刊ジャンプコミックス第2巻)。
- 朝日新聞阪神支局襲撃事件などのテロ事件を起こした犯人グループは「日本民族独立義勇軍 別動 赤報隊」を名乗り犯行声明を出した。このためこれらの事件は「赤報隊事件」という総称でも知られる。