読点

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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読点(とうてん)とは、句読点の一つ。通常は日本語文章の文節に打たれる。表示は全角が「、」半角が「,」。少々間違えられ易いが、「どくてん」とは読まない。

概要[編集]

日本語は句読点が無くてもある程度は読解が可能であるが、読み手にとって視認性の悪い文章になってしまったり、書き手の意図せぬ解釈(誤読)を招いてしまう場合もある。そのため、「前提」と「結論」の間後に来る文章の強調長い主語・述語・目的語の後に打つ事等を意識して句読点を打つと、非常に可読性が高く好まれやすい文章になる。

読点の多用による影響[編集]

一方、読点は多用しすぎると、文章が文節事に区切られてしまう、いわゆる「分かち書き」に近い状態となる。

  • 適切な読点の使い方の例
明日までに課題を終わらせないと、先生に怒られてしまう。
  • 分かち書きに近い状態
明日までに、課題を、終わらせないと、先生に、怒られて、しまう。

この「分かち書き」状態になると、

  • 可読性を低下させる恐れがある
  • 誤読による解釈違いを招く場合がある
  • 注目して読ませたい部分が伝わらず、印象の薄い文章になってしまう可能性がある[要出典]

等、複数のデメリットの発生が懸念される。

だが日本語を覚えたての外国人等の人々にとっては、文節毎に区切られていた方が文章の意味を理解しやすい場合もあるため一概に「良くない書き方」とも言い切れない。

ソース[編集]

関連項目[編集]