設備投資(せつびとうし)とは、企業が工場や事務所を建てたり、古くなった機械やソフトウェアなどを更新したりするために資金を投じることである。生産能力の増強や設備の補修、研究開発などを目的に実施することが多い。積極的な投資により、生産性向上や従業員の賃金上昇が期待されている。日本の国内総生産(GDP)に占める設備投資の割合は1割強とされているが、揺れ幅が大きくて景気に大きな影響を与えることになる。景気の見通しが良ければ拡大し、悪化すれば縮小する傾向がある。