西園寺文庫

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Wikipedia-logo.pngウィキペディア西園寺文庫は「立命館大学」に統合されて、消えてしまいました。ざんねん。

西園寺文庫(さいおんじぶんこ)は、立命館大学図書館内にある文庫。西園寺家伝来の貴重な資料のほか、西園寺公望自身が収集した資料を含む。立命館大学図書館が所蔵する貴重コレクションの一つ。総冊数13,059。

西園寺文庫の資料は、西園寺公望が生前4回に渡って立命館大学に寄贈した資料を中心に構成されており、その前身は1938(昭和13)年同校に設置された「西園寺公文庫」である。一回目の寄贈は1925(大正14)年5月に行われたが、これは立命館大学(旧制)が大学昇格条件を満たすために整備した立命館文庫に対して記念寄贈されたもので、英仏書187冊であった。その後、1930(昭和5)年10月16日に和漢書約300冊、1938(昭和13)年6月には西園寺家伝来の和綴本739部881冊の寄贈が為された。この和綴書には、宮中儀式、有職故実関係、改元記録、和歌関係などの貴重文書が含まれている。そして最後、すなわち四回目の寄贈は1940(昭和15)年5月に行われている。この最後の寄贈資料は和漢書6,671冊にもおよび、西園寺公が特に愛読していたと思われるものが大量に含まれているのが特徴とされる。

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