行平(ゆきひら)または雪平は、おもに陶製(金属製のものもある)の柄付きの鍋である。片手鍋であるが、一般的なアルミやステンレスの鍋とは異なり、主に粥や出汁を引くために用いられるが、飯を炊くのにも好適である。
陶製であり、坪型であり、柄がついており、注ぎ口がついている。この「注ぎ口」は、蒸気を逃がして吹きこぼれを防ぐという効用があるため、粥を炊くときには役に立つ。
多く用いられるものは、おおむね容量は一升(1.8リットル)である。