藤田美術館

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

藤田美術館(ふじたびじゅつかん)は明治時代の企業家、藤田傳三郎藤田平太郎、藤田徳次郎の美術品コレクションを展示する美術館である。国宝9件、国の重要文化財53件。

沿革[編集]

  • 1951年(昭和26年)、財団法人藤田美術館 設立。
  • 1954年(昭和29年)5月、藤田美術館が開館する。明治から大正時代にかけて建てられた藤田家の蔵を改装し、展示室として利用していた。
  • 1956年(昭和31年)、登録博物館となる。
  • 2013年(平成25年)10月、公益財団法人に移行。
  • 2017年(平成29年)6月12日、展示室の建て替えのため閉館。
  • 2022年4月、リニューアルオープン。

収蔵品[編集]

国宝[編集]

  • 曜変天目茶碗 (南宋時代 12〜13世紀)
  • 深窓秘抄 (平安時代 11世紀)
  • 両部大経感得図 (平安時代 1136年)
  • 玄奘三蔵絵 (鎌倉時代 14世紀)
  • 紫式部日記絵詞 (鎌倉時代 13世紀)
  • 柴門新月図 (室町時代 1405年)
  • 大般若経(魚養教、薬師寺経)387巻
  • 花蝶蒔絵挟軾
  • 仏功徳蒔絵経箱

オークション[編集]

2017年3月15日、クリスティーズに藤田美術館の所蔵品31点が出品された。落札総額2億6千280万ドル(約301億円)という[1][2]

  • 陳容「六龍図」 4896万ドル(約56億円)
  • 青銅儀首饕餮文方尊 3720万ドル(約42億6000万円)


基本事項[編集]

  • 名称:藤田美術館
  • 所在地:〒534-0026 大阪市都島区網島町10番32号
  • 交通:JR東西線大阪城北詰駅下車3番出口より左へ徒歩約2分。
  • 営業:10:00~16:30 入館は16:00まで
  • 定休日:月曜日(月曜祭日の場合は翌火曜日)

リファレンス[編集]