藤樹書院
ナビゲーションに移動
検索に移動
藤樹書院(とうじゅしょいん)は日本の陽明学の祖である中江藤樹が近江小川村(現・滋賀県高島市安曇川町)に開いた私塾である。
来歴[編集]
中江藤樹は、大洲藩に藩儒として出仕したが、致仕帰省後、居宅を私塾「藤樹書院」として開き、41歳で亡くなるまで14年間、近郷の人々などに「孔孟の学」や「陰隲」を教えた。
藤樹書院跡[編集]
1882年(明治15年)に再建された建物である。中江藤樹直筆の「致良知(ちりょうち)」の書、遺品や遺物が展示され、光格天皇が書院に命名した「徳本堂」の額が掲げられる。
文化財指定[編集]
- 史跡名勝天然記念物に指定されている。
- 指定年月日:1922年3月8日
- 藤樹書院跡