萬福寺 (宮崎県国富町)
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萬福寺(まんぷくじ)とは、宮崎県東諸県郡国富町大字本庄犬熊2097に存在する天台宗の寺院である。山号は大熊山。
概要[編集]
本庄の町はずれにある寺院で、平安時代初期に伝教大師こと最澄によって開山されたといわれている。平安時代後期から鎌倉時代までは、宇佐神宮領であった国富荘三六坊の学頭坊として栄えた。
境内はおよそ3300平方メートル、堂宇は本堂、庫裏、観音堂。本尊の木造阿弥陀如来および脇侍像は、平安時代の作風を留めた鎌倉時代の作品で、国の重要文化財に指定され、古仏像が少ない宮崎県では屈指の名品といわれている。また秘仏の聖観音は、安産に御利益ありとして古くから近隣の信仰を集めている。
アクセス[編集]
- 宮交シティバスセンターからバスに乗り、萬福寺入口を下車してすぐ。