草庵

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草庵(そうあん)は、わび茶を中心とした茶を扱う茶室のつくり。

概要[編集]

主にわび茶など、わびさびを中心とした作法を催すものに草庵のつくりは使われる。有名なものに待庵など。

この草庵のつくりの茶室は主に壁が剥き出しで木の骨組みも出たまま、さらに茶室が狭く掛け軸もわびを重んじる。

茶道具も必見。茶碗が欠けていたり、自作の茶杓や茶筅等を使う者もいる[1]

名の由来[編集]

草は草壁から来ている。庵は千利休がつけた茶室の名の種類。

外国人に「茶碗の欠け」は伝わるのか[編集]

茶碗の欠けは日本独自の作法であったが、外国人にはその作法は伝わるのか。これは

茶碗の欠けを不完全で良くないと思うのに、「不足の美」を教える事で分かるはずだが、外国人には完成しているものや豊臣秀吉黄金の茶室を出来るだけ好む為、あまり伝わらないかもしれない。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 小西行長千利休などが自作のものを使う。