背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜

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背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』(せすじをピン!と〜しかこうきょうぎダンスぶへようこそ〜)は、横田卓馬による日本漫画作品

概要[編集]

週刊少年ジャンプ』2011年46号に『競技ダンス部へようこそ』として読み切り掲載。2015年24号より連載されている。

第2回「次にくるマンガ大賞」で1位を獲得した[1]

ストーリー[編集]

鹿鳴館高校に入学した土屋雅春。競技ダンス部に体験入部することになり、そこで出会った亘理英里の言葉が嬉しく、そのまま競技ダンス部に入部することを決意する。

登場人物[編集]

詳しくは各キャラクターページも参照。

鹿鳴館高校[編集]

競技ダンス部[編集]

一年生[編集]
土屋 雅春(つちや まさはる)
本作の主人公。鹿鳴館高校一年六組の男子。競技ダンス部に入部する。亘理英里のリーダーとなる。
小学生だったころにフォークダンスを好きな女子と踊った時に手汗がびっしょりだと指摘されて「ちょっと必死すぎ!」と笑われたことがプチトラウマとなる。小学生・中学生時代にあまり女子と接する機会が無く、女子がちょっぴり苦手となった。だが、いつの間にかそのトラウマを忘れてダンスをするようになって、そのときの女子に文化祭で出会った時にはステージ発表を見てもらった。
友人に女子とボディタッチできるかもしれないと誘いを受けて競技ダンス部の体験入部に行く。そこで、真澄の登場で友人を含めた他の男子が体験入部を辞めて逃げるなかでなし崩し的に初日の体験入部に残ることになる。そこで、同じく残っていた英里と一緒に初日の体験入部を受けて姿勢についての指導や理央と踊って胸に顔から突っ込むラッキースケベを起こしたりしている。
英里に一緒にいてくれたら心強いと言われたことで翌日の体験入部にも顔を出すが、競技ダンス部に入部することに関して迷う。絵里が競技ダンス部に入部するのを辞めたと勘違いして自分も入部を辞めようと思ったが、絵里が女子の中で一人きりで競技ダンス部の体験入部にきていたことを思い出して、英里と一緒に競技ダンス部をやりたいと誘う。英里は元々競技ダンス部に入部するつもりだったため、独り相撲になってしまうも無事に二人で入部することになった。
入部した後は、英里のリーダーとして頑張ろうと練習をこなしていく。そして、英里と組んでの初めての試合ではスタンダード部門でワルツを踊ることになるも緊張で体が動かなくなった英里のことをリードしきることができなかった。終盤に持ち直したが一次予選敗退となってしまい、英里と共に悔しさを味わった。
文化祭では部活としてダンスをお披露目することになり、英里と踊ることになる。英里と話し合ってクイックステップを使うことを決めて練習する。迎えた鹿鳴祭でトラウマで舞台にあがれなくなった英里を励ます。そして、一緒に舞台にあがることができて二人で楽しくダンスを踊った。
市内のダンススポーツ大会では、自分なりに精いっぱいやろうとする。そして、笑顔で一次予選を踊り切る。ギリギリながらも一次予選を見事に突破するのだった。二次予選では強豪の人たちと同じ組で踊り、敗退するも一次予選を初めて突破した手ごたえを感じる。
オールジャパン・ジュニアダンススポーツカップの出場時には、部活でみんなと夏合宿。葉澄からの指導を受けてレベルアップしていき、必殺技としてみんなより早く踊りだせるように英里と一緒に練習している。
亘理 英里(わたり えり)
本作のヒロイン。鹿鳴館高校一年四組の女子。競技ダンス部に入部する。土屋雅春のパートナーとなる。
初日の競技ダンス部の体験入部にきていた唯一の女子。自分に自信をつけるために競技ダンス部に入部する。
藤田 ひらり(ふじた ひらり)
英里のクラスメイトの女子。競技ダンス部の体験入部に来ていたが、一度はあきらめる。だが、英里と雅春のダンスを見たことで入部することを決めた。
新しい男子部員が入部せずに相手がいないため、スタンダードダンスで八巻のパートナーとして大会に出ることとなる。
三年生[編集]
土井垣 真澄(どいがき ますみ)
鹿鳴館高校三年生の男子。競技ダンス部部長。綾辻理央のリーダー。雅春のことは「つっちー」と呼ぶ。
おネエ言葉を使う男子。髪はアフロでたらこ唇。自分のことをオネエじゃないとしているが、文化祭の出し物にオネエカフェが選ばれた時には主動でやることになっている。理央と出会ったこはオネエ言葉でしゃべらないように気をつけていたが、いつからか開き直っている。
綾辻 理央(あやつじ りお)
鹿鳴館高校三年生の女子。競技ダンス部副部長。土井垣真澄のパートナー。普段は眼鏡をかけているが、ダンスの時は外している。
鹿鳴館高校新入生歓迎会の部活動紹介では八巻とアナ雪を踊って観客を魅了した。
真澄とは小さいころに社交界で出会う。そこで真澄が社交ダンスをやっていると聞いて一緒にやることになる。
競技ダンスは趣味では続けていくが、真澄とペアを組んでやるのは高校までと考えている。自分は普通の人と真澄との差を感じており、プロを目指す真澄の足を引っ張りたくないからとオールジャパン・ジュニアダンススポーツカップでペアを解消するとしている。
二年生[編集]
八巻 章(やまき しょう)
鹿鳴館高校二年生の男子。競技ダンス部員の一人。椿秋子のリーダー。
鹿鳴館高校新入生歓迎会の部活動紹介では理央や秋子とアナ雪を踊って観客を魅了した。女の子好きで入部早々に絵里を口説こうとして秋子に蹴られそうになったりしている。秋子とはよく喧嘩しているが、ダンスの才能はお互いに高く、ダンスでは息がピッタリ。
進級ギリギリで秋子と共に鹿鳴館高校新入生歓迎会で踊った後の一週間補習で部活に来れなくなるなど、成績はよくない。
椿 秋子(つばき あきこ)
鹿鳴館高校二年生の女子。競技ダンス部員の一人。八巻章のパートナー。
鹿鳴館高校新入生歓迎会の部活動紹介では観客の振りをして八巻とアナ雪を踊って観客を魅了した。八巻とはよく喧嘩しているが、ダンスの才能はお互いに高く、ダンスでは息がピッタリ。
進級ギリギリで八巻と共に鹿鳴館高校新入生歓迎会で踊った後の一週間補習で部活に来れなくなるなど、成績はよくない。
強気な性格だが、八巻が怪我したときには泣くなどの一面もある。

その他生徒[編集]

環 ちかね(たまき ちかね)
亘理英里の友人の女子。絵里と一緒に競技ダンス部の二日目の体験入部に顔を出した。
本城(ほんじょう)
土屋雅春の友人の男子。雅春が競技ダンス部の体験入部に行くきっかけとなった人物。
藤本(ふじもと)
土屋雅春の友人の男子。雅春が競技ダンス部の体験入部に行くきっかけとなった人物。
ハードル高子ちゃん
競技ダンス部の二日目の体験入部にきていた女子。みんなで話して競技ダンス部への入部を辞めている。
塚橋 誠一郎(つかはし せいいちろう)
八巻たちのクラスメイト。学生生活の大半を軽音部に注いで留年している。様々な楽器を弾ける。仲間になろうとする人には音に命(タマ)をかけることを求めるが、八巻に命(タマ)かけるの定義はガバガバと評されている。
八巻が文化祭で踊る時に協力を求めている。クリスマスパーティーに出席して、期末テストの追試をすっぽかして再留年(トリプル)待ったなしとなる。

教員[編集]

巨勢 みちる(こせ みちる)
競技ダンス部顧問の女性教諭。雅春のクラスの副担任。新任だったときに、一年だった真澄たちが競技ダンス部を作ろうと「何もしなくていいから」と言われて、顧問を引き受ける。ダンスは全然わからないので真澄たちに任せている。
高田(たかだ)
男性教諭。競技ダンス部の派手なパフォーマンスを快く思っていないが、競技ダンスにかける情熱は認めている。

ダンス競技者[編集]

咲本ダンススクール[編集]

御木 清斗(みき きよと)
咲本の教室に通っている。ターニャのリーダー。小学生の時からダンスをしていたが、同年代のパートナーが見つからなかった。半年前にターニャと組む。ジュニアチャンピオン。
真澄の家が経営している店に競技ダンス部の衣装をレンタルしに行ったときに土屋や絵里と出会う。
ターニャの話すロシア語を全て理解できるわけではないが、それなりにコミュニケーションをとれている。
タチアナ・クリロワ・ターニャ
清斗のパートナー。ジュニアチャンピオン。ロシアからきて、日本語は不得手。
人見知りで、日本語をほとんど話せないこともあって清斗以外の人間とはうまく話せない。それでも絵里とは連絡を取り合うようになる。
咲本 譲治(さきもと じょうじ)
学生チャンピオンの実力者。秋子が好意を抱いている相手。国内では負けなし。
永島 沙羅(ながしま さら)
咲本のパートナー。咲本とは喧嘩は絶えないが、咲本のダンスの実力は認めている。

ゴールドダンススタジオ[編集]

畔田 満影(くろだ みちかげ)
高校二年生の男子。ナオミのリーダー。八巻をライバル視している。
仙崎 奈緒美(せんざき なおみ)
高校二年生の女子。満影のパートナー。
金龍院 貴正(きんりゅういん たかまさ)
高校三年生の男子。咲本や土井垣をライバル視している。
神宮寺 美乃梨(じんぐうじ みのり)
貴正のパートナー。愛称は「のり」。
宮大工 勇太(みやだいく ゆうた)
高校一年生の男子。柏のリーダー。悪気はないのだが、ストレートに物事を言う。
雅春が才能も身長もないのに競技ダンスをやっていることに疑問を持つ。清斗に雅春たちのダンスを見てれば分かると言われて見てみるも、理解できずにいた。だが、柏に楽しいからダンスをやっているんじゃないかと言われて戸惑う。そして、柏に私と踊っていて楽しいと思ったことはあると聞かれて固まってしまう。そのまま、ダンス大会の一次予選で最初に動きが止まってしまうも、自分は今までずっとダンスを楽しんでやっていたことを自覚する。そして、ダンスを楽しいと思うことを表現するようになった。これによってその大会で金龍院組を抑えて準優勝に輝いた。
柏 小春(かしわ こはる)
高校一年生の女子。宮大工のパートナー。
ダンス教室に通った宮大工と背が高い人同士ということで組むようになった。言い方が悪くてトラブルを起こしやすい宮大工をフォローしているが、宮大工とのダンスはずっと楽しんでおり、宮大工からダンスを楽しんでいるということを聞かされた時には嬉しくなった。時々、宮大工の他意のない発言にドキドキさせられている。

その他のダンス競技者[編集]

花園 亮(はなぞの あきら)
アイドルグループ『テストステロン』のメンバー。テレビ番組の企画で競技ダンスに挑戦することとなる。
御木 恵美(みき めぐみ)
御木清斗の姉。アイドルグループ『代官山83』のメンバー。かつては競技ダンスでジュニアチャンプになったことがあり、花園のペアとして競技ダンスの大会に抜擢される。

その他[編集]

真澄の母親
真澄の後輩ということで雅春や絵里に競技ダンスの衣装を格安でレンタルする。
玄人おじさん(くろうとおじさん)
ダンスの経験はないが、ダンスを長年見てきたので知識は豊富。そのため、試合では読者への解説役となっている。
旦那さん
みちるの旦那。サラリーマン。ハイテンションな男性。競技ダンス部が夏合宿をするときに、みちると共に送り迎えをした。
葉澄・リンデンブルグ(はすみ・リンデンブルグ)
土井垣真澄の姉。ドイツ人と国際結婚をする。かつては優秀なプロダンサーだった。競技ダンス部の夏合宿では様々な指導を行った。

用語一覧[編集]

鹿鳴館高校(ろくめいかんこうこう)
土屋雅春たちが入学した高校。珍しい競技ダンス部がある。

単行本[編集]

ジャンプ・コミックス集英社)より発売。

表紙タイトル 初版発行日 ISBN 表紙 備考 サブタイトル
1 競技ダンス部へようこそ 2015年11月9日
(発売日:2015年11月4日)
ISBN 978-4-08-880556-6 土屋雅春
亘理英里
  • STEP1 競技ダンス部へようこそ
  • STEP2 背すじをピン!と
  • STEP3 Shall we ダンス部?
  • STEP4 今日からダンス部!
  • STEP5 ぎこちなしブルース
  • STEP6 放課後はドレスに着替えて
  • STEP7 ロシアより愛を込めて
  • STEP8 ワルツを踊れ!
2 いざ初試合! 2015年12月9日
(発売日:2015年12月4日)
ISBN 978-4-08-880557-3 土井垣真澄
綾辻理央
  • STEP9 眠れぬ夜に
  • STEP10 いざ初試合!
  • STEP11 ワルツを踊れ…!?
  • STEP12 真摯にダンス
  • STEP13 本当はもっと
  • STEP14 戦い、終えて
  • STEP15 鹿の鳴く祭り
  • STEP16 楽しいダンスを
  • STEP17 祭りの前夜
3 What Makes You Beautiful 2016年2月9日
(発売日:2016年2月4日)
ISBN 978-4-08-880608-2 八巻章
椿秋子
  • STEP18 きっと大丈夫…!
  • STEP19 忘らるる思い出
  • STEP20 What Makes You Beautiful
  • STEP21 祭りの終わりと再出発
  • STEP22 新たな目標
  • STEP23 それぞれの…!
  • STEP24 同世代の強敵(ライバル)
  • STEP25 勝負
  • STEP26 頂への挑戦
4 二度目の挑戦 2016年4月9日
(発売日:2016年4月4日)
ISBN 978-4-08-880655-6 御木清斗
タチアナ・クリロワ
  • STEP27 秘密兵器
  • STEP28 決着
  • STEP29 静かなる決意
  • STEP30 二度目の挑戦
  • STEP31 リベンジワルツ
  • STEP32 だんごのリズム
  • STEP33 狐大作戦
  • STEP34 心からのクイック
  • STEP35 Don't stop dancing
5 楽しい地獄の夏合宿 2016年6月8日
(発売日:2016年6月3日)
ISBN 978-4-08-880691-4 宮大工勇太
柏小春
  • STEP36 結果発表
  • STEP37 思い思いの次
  • STEP38 夏のはじまり
  • STEP39 楽しい地獄の夏合宿
  • STEP40 合宿初日の夜のこと
  • STEP41 お姉さんといっしょ
  • STEP42 ダンス部四方山話
  • STEP43 試し撃ち
  • STEP44 別の道
6 最強の二人 2016年8月9日
(発売日:2016年8月4日)
ISBN 978-4-08-880752-2 金龍院貴正
神宮寺美乃梨
  • STEP45 開幕
  • STEP46 注目を奪え!
  • STEP47 王者
  • STEP48 ひらりの初舞台
  • STEP49 広がる世界
  • STEP50 勝負の心得
  • STEP51 弱者作戦
  • STEP52 最強の2人
  • STEP53 のるかそるか
7 ちょっとだけ勇気を出せば 2016年10月9日
(発売日:2016年10月4日)
ISBN 978-4-08-880793-5 咲本譲治
永島沙羅
  • STEP54 三大怪獣大決戦
  • STEP55 綾辻理央①
  • STEP56 綾辻理央②
  • STEP57 綾辻理央③
  • STEP58 矜持
  • STEP59 仕掛ける!
  • STEP60 不意打ち
  • STEP61 ちょっとだけの勇気があれば
  • STEP62 それまでとっておく

脚注[編集]

外部リンク[編集]